タイ南部ラノーン(Ranong)県の警察署前で、出入国管理当局への移送前に、名前入りのカードを手に座るミャンマーの少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の難民ら(2009年1月31日撮影)。(c)AFP/Tuwaedaniya MERINGING
【1月31日 AFP】タイ当局は31日、南部ラノーン(Ranong)県で拘束していたミャンマーのイスラム教徒の少数民族ロヒンギャ(Rohingya)62人の拘束を解き、国外追放するために出入国管理当局に身柄を移送すると発表した。
拘束が解かれたのは、タイに不法入国しようとしたとして、26日にアンダマン海(Andaman Sea)のスリン(Surin)島沖で拘束されていた78人のうちの一部。
ロヒンギャは国を持たず、ミャンマーの軍事政権に宗教的・民族的な迫害を受けている。貧困と迫害を逃れるために毎年数千人がマレーシアへ小舟で脱出を図っている。(c)AFP
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