セガ(東京・大田)は6日、2010年にカナダで開催されるバンクーバー冬季五輪を題材にしたゲームソフトの販売権を全世界で独占取得したと発表した。対象は家庭用・業務用ゲーム機やパソコン、携帯電話で使うゲームソフト。契約金額は公開していない。五輪の高い知名度を利用し、成長を続ける海外市場向けのゲームソフトの販売拡大を狙う。
国際オリンピック委員会(IOC)の独占ライセンシーである米インターナショナル・スポーツ・マルチメディア(ISM、ジョージア州)と契約した。開発するゲームソフトにはバンクーバー五輪のロゴを使用。スキーやスケート、スノーボードなどの競技を楽しむ内容になる。
五輪を題材にしたゲームソフトの独占販売権をセガが取得するのは08年の北京五輪に続き2大会連続となる。(06日 22:30)