日本女子大(東京都文京区)は4日、08年2月に実施した人間社会学部の入試で、世界史に出題ミスがあったと発表した。今年1月、過去の入試問題を解いていた受験生から問い合わせのメールがあり分かった。
同大は、ミスがあった問題の配点2点を世界史の受験者全員に与えることにし、新たに8人を合格とした。しかし、そのうち7人はすでに他の大学に進んでおり、「学生の要望があれば、いま通っている大学からの途中編入などの措置をとる」という。
問題は「後ウマイヤ朝」が滅ぼした国を問うもので、大学側は「西ゴート王国」を正解としていたが、西ゴート王国を滅ぼしたのは「ウマイヤ朝」だった。
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