2009年2月7日

インフレにタミフルは効きません

インフルエンザは風邪ではないというお話もあるようですが、職場ではひとりかふたりずつ、まるでバトンタッチリレーするかのように感染して休んでいます。ちょうど半数まできました。今から思うと子供の頃に着用していたガーゼのマスクなんか、ただの気休めにしかならなそうですね。
コロンブスが新大陸を発見してから地球をぐるりと半周以上、、、シルクロードをぱっこんぱっこんしながら、遙々日本にまで梅毒が届けられるまで20年ほどかかったそうですが、今なら20日とかからないかもしれません。
ひとり暮らしの場合は、寝込む前に食料などを仕入れておかねばいけませんが、大抵そんな時はすでに食欲など失せているものです。去年の毒入り餃子事件よりもずっと前から、冷凍食品などの備蓄はやめてしまいました。万が一の事態に備えても大危機がやってくるまえに賞味期限がやってきて、銭失いの油断大敵となってしまうものです。
わたしの自宅でのインスタントコーヒー消費量は一ヶ月あたり100グラム程度でしかありません。今朝一壜なくなったので、買い置きしてある賞味期限を確認してみました。インスタントコーヒーは、スーパーの安売りの時に毎回買うとすぐに1年分くらいの備蓄量になってしまいます(^^;)
200グラムのビン入りと詰め替え用170グラムパックが紙パッケージと両面テープで連結されているのが、あと1ヶ月くらいで期限切れとなる日付けになっていました。ところが、その連結を解いて、よく見ればビン入りの方はまだ1年以上も賞味期限があります。詰め替え用が先にダメポになるなんて、このコーヒー会社はアホですかバカですかというダメポさ加減ではないでしょうか。でもインスタントコーヒーなんかは、あと20年後でも美味しく飲めてしまいそうな感じがします。
インフルエンザが目に見える大きさだったら、防ぎやすいかもしれませんが、けっこう気持ち悪いでしょうね。

2009年2月6日

風は見えないけど見えてるような気がする

人面魚などというものがテレビなどで取り上げられたのは、もうだいぶ昔になってしまいました。写真の蜘蛛は、人面よりもオズの魔法使いなんかに出ていそうなライオン顔のような感じです。この蜘蛛を補食しようとしたなにものかが、「わっ!!ライオンだぁ!!」と逃げ出すなんてことはないでしょうけど、、、それでも何か得することがあるのかもしれません。
どこかの大きな本屋さんでも図書館でも隅から隅まで背表紙を読んでみるなんてことは、まだしたことがありませんが、世の中には間違っても手にとって読んでみることをしない書物のほうが圧倒的に多いものです。たとえ間違って読み始めてしまって、内容もだいたい理解できたとしても興味がなければ、きっと3歩歩いたニワトリ状態できれいさっぱり忘れてしまうことでしょう。
「風を読む」という言い方は、どこか格好良いですが、冷たい突風の吹き荒れている日に街をふらふらしていると、風を読むのではなく、風邪をひきます。

2009年2月5日

仁和寺にある法師、山までは見ずとぞ言ひける

『書を捨て街へ出よう』という本は、団塊世代の青春愛読書でしょうか?書名だけはよく耳にするものの内容についてはひとつも引用されることがない感じがしています。
4冊目になる「ぐるっとパス2008」で4回目の多摩動物公園へと行きました。今回は、なんと動物園に行って、ひとつも動物を見ることなく帰ってきました。ずっと昆虫園で蝶とバッタとハチドリを見ていました。蝶の種類は少なかったのですが、数ではこれまで3回よりも一番多いような感じがしました。たとえ数えたとしても数えられないので、実際のところは分かりません。ハチドリは、1秒間に80回羽ばたくと書いてありましたけど、これは誰かが数えたのでしょうかね???なんとなく手首のあたりが痒いなと思ったら、こちらでは黒い蚊がホバリングしておりました。
晴れてきてとても暖かくなると言っていた天気予報は大ハズレでした。都内で見かけるユリカモメが去年と比べるととっても少ないことと浅間山の噴火とは、たぶんまったく関連性がないことなのでしょうけど、なんか気になります。風が吹けば桶屋が儲かるというように世の中なにがどうつながっているのか、見えているのに見えないみたいなハチドリの羽ばたきのようなものかも、、、。

2009年2月4日

あっちむけほい、食べる恵方に見るパラダイス

優秀な探偵が視聴者の疑問を徹底的に解明してゆくという「探偵ナイトスクープ」は関西の長寿番組ですが、関東では今のところテレビ埼玉が放送しています。この番組でよく取り上げられていた「パラダイス」がどんなものなのか、すぐに頭に浮かばなければ、関西人とは言えないってくらいのものかもしれません(笑)
「恵方巻」もその関係業界の努力によって全国的に認知されつつあるかもしれませんが、関東ではまだまだ定着していない感があります。
ぽにょではじけた藤岡藤巻が唄う「死ね!バレンタイン・デー!」という曲の内容はさておき、どこかの一業界創出イベントとしてはバレンタインデーが最強ですよね。文字通りの「義理チョコ」というものがでてきたところで、しっかりと日本社会に根付いたと言えるような気がします。義理と人情を秤にかけりゃ…のあとがどう展開してゆくのか知りませんけど、、、ぎりぎりのところでのこったのこったしている風物を探しに今日も歩こう、、、。

2009年2月3日

けりつけにけり、かなつけよかな

のら~りとした猫は、よく写真に撮っていますが、それに比べると犬を写真に撮ることはずっと少ないです。これはまぁ、のらのらした犬というのに殆ど遭遇できないからかもしれません。
鬼の顔をした鬼瓦は、鬼瓦全体からすると少数派になりそうな感じがします。とっても漫画風な鬼瓦もありますし、同じフランチャイズ仏閣だから同じ鬼瓦を使うなんてこともあまりなさそうです。つまり別の場所でまったく同じ鬼瓦をみることはありえないか、とっても希なことなので、絵柄入りマンホールなんかよりも楽しめそうです。でも屋根が高すぎてよく見えないとか、逆光で写真に撮れないとか、、、さらに難易度が高まるということに快感を感じる方もいるかもしれませんね。
異形の顔をした鬼瓦が付いているのは、お寺ばかりで神社で見ることはないというのも、なにか理由があるのかもしれません。そんなようなさまざまな疑問を徹底的に解明してゆき、けりをつけてゆくなんてことはちっともせずに、今日もひねもすのらりくらりかな、、、。

2009年2月2日

ちょっと待て、その一服が大黒星

節分になるとよく、お相撲さんがあちこちの神社仏閣に呼ばれて豆まきをしていますが、、、今日「解雇」が決まった力士も去年あたりは年男ってことで、どこかで鬼退治をしていたかもしれません。尾車部屋は、門前仲町から清澄白河を経て両国方面へと向かうMyお散歩コース内にあるので、何度か前を通ったことがあります。いつも鉄格子のようなシャッターに閉ざされて人気のないマンションというふうでした。
ともかく豆の何が鬼が苦手としているところなのでしょうか???豆を投げつけられたところであまり痛くもかゆくもなさそうな気がしますけど、、、。
鬼のバリエーションのひとつでも「鬼瓦」は、厄除け魔除けなど、人を守るもののようですね。ふと鬼瓦を見ようとしたら、、、ひなたぼっこの猫がおりました(^^)

2009年2月1日

不死と節目の鬼は外

一昨日未明頃の雨は春先のようなやさしい降り方でした。
立春というのは、春の暖かさが始まるということよりも寒さが極限に達して、もうそれ以上は寒くはならない時期だと理解した方がよさそうです。そんな時に豆を投げつけられて虎皮パンツ一枚で外を元気に逃げ回るという鬼のイメージは、なんとなく幼稚園あたりの紙芝居のようなもので脳に刷り込まれたような気がするのですが、なにが元になっているのか分からないままです。どなたか絵本作家の創作なのでしょうか?あるいは、典拠となるような絵巻物でもあるのかもしれませんね。
能面の般若は、そうした滑稽さを含む赤鬼・青鬼とは別な系列のものかもしれません。ともかく鬼の発祥時点に於いては、みな女だったということも言われているようです。柊の葉は、ヴァンパイアも苦手だったかと思いますが、日本にはなぜか吸血鬼に相当する鬼がおりません。ヴァン・ヘルシングよ、杭や銀の銃弾にこだわらずに欺されたと思って、豆まきしてみない?(笑)