電機メーカーの「パイオニア」が、販売不振の続く薄型テレビ事業からの撤退を検討していることが分かりました。
パイオニアは、薄型テレビを「KURO」のブランドで展開していますが、赤字が続くテレビ事業が足かせになり、今年度決算では5年連続の最終赤字になる見通しです。去年、テレビ事業の採算性を改善するため、液晶とプラズマのパネル生産を中止し、他社からの供給に切り替えていました。しかし、世界的な景気の低迷で販売が一段と落ちこんでいるため、すでに決めている北米工場の閉鎖に加え、静岡にあるテレビ組み立て工場の縮小も検討しています。今後はカーナビなど主力の車載機器に資源を集中させ、経営の立て直しを図る考えです。