2009年2月7日 23時42分更新
岡山県高梁市特産のマツタケの生育に適した環境を整備しようと7日ボランティアの人たちが松林の手入れをおこないました。
これは美しい松林を整備するとともにマツタケの増産にもつなげようと高梁市内のNPO法人の呼びかけで行われたもので、地元をはじめ岡山市や倉敷市などからボランティアおよそ100人が集まりました。
参加した人たちは、4つの班に分かれて山に入り、マツタケの生育に欠かせないアカマツの木を元気にするため、根本に生えた雑草や落ち葉を取り除いたり、周りの広葉樹を伐採する作業を行いました。作業には、子どもたちの姿も見られ大人に混じって枝を運んだり熊手で落ち葉をかき集める作業を手伝っていました。
手入れが行われた山はかつてはマツタケがたくさん採れましたが、いまではほとんどとれなくなってしまったと言うことで、主催者の1人は「こうした活動を通して以前のような松林を取り戻したいと思います」と話していました。