2009年2月7日 23時42分更新
本格的な春の訪れを前に250種類以上のツバキを集めた展示即売会が7日から岡山市で開かれています。
この展示即売会はJA全農おかやまが毎年、ツバキが開花する前のこの時期に開いているもので岡山市藤田の花の即売所では市内の農家で栽培されたツバキの鉢や苗、およそ250種類3000本あまりが集められています。
このうち、「小ばこ姫」という品種は3種類のツバキをかけあわせて作られたもので、ピンク色の花びらがすぼんだ形をしているのが特徴です。
また、岡山市内の農家でことし開発された新品種の「大避黒」は来年には深い赤色の珍しい花を咲かせると言うことです。
JA全農おかやまによりますとことしは冬の間の気温が高く、日照時間も長かったため、白いツバキが透き通ったような美しいいろになっているということです。
兵庫県姫路市から来たという買い物客は「この即売会ではたくさんの種類が揃っているのできょうを楽しみにしていました。」と話していました。
この展示即売会は岡山市の緑花木センターで2月22日まで開かれています。