7月06日放送
▽洞爺湖サミット直前!環境SPどうする日本
▽独走追跡 巨大独法廃止できるか

田原コーナー@


議長国日本が目指す成果とは?
洞爺湖サミット直前! 環境スペシャルV

7月7日洞爺湖サミットが始る。別名"環境サミット”とも呼ばれる今回、温室効果ガスを減らし、進む「地球温暖化」に対して、具体的な歯止めを作れるかどうかが焦点だ。
しかし、温暖化防止を巡っては各国の思惑がぶつかっている。
激しい主導権争いをしているEUとアメリカ、CO2の削減義務を拒否する中国、インド。
日本は安倍前総理が、去年、独・ハイリゲンダムサミットで示した「クールアース50」(2050年に温室効果ガスを半減する)から更に踏み込んだ合意を目指すが、果たして・・・・・。
サンデープロジェクト、今年3回目となる環境スペシャルには、安倍前総理が出演。
日本政府が進むべきはどんな道なのか?
「環境」がより一層重みを増す国際社会の中で、日本はどう存在感を発揮すべきなのか?
そのために洞爺湖サミットではどんな成果を目指すべきなのか?
学会、経済界の賢人を交えて徹底議論する!




≪出演≫
安倍晋三   (前内閣総理大臣)
竹中平蔵  (慶応大学教授)
月尾嘉男  (東京大学名誉教授)
桝本晃章  (元経団連環境部会長)
西岡秀三  (国立環境研究所特別客員研究員)


須田行革シリーズA


独立行政法人改革は進むか
〜スクープ組織温存の「裏シナリオ」〜

先週に続き、独立行政法人改革は進んだのか、検証する。
京都にある職業体験施設、「私のしごと館」。中高生に職業体験のシミュレーションをさせるというものだが、その総工費は581億円。毎年10億円以上の赤字を出し、去年までに650億円以上が、私たちの雇用保険料で負担されている。

「私のしごと館」を作ったのは、厚生労働省所管の独立行政法人雇用・能力開発機構。
職業訓練を主とする事業を行うが、雇用保険料455億円を投入したスパウザ小田原を8億円で叩き売り、440億以上の雇用保険料をドブに捨てた組織だ。
さらに、雇用・能力開発機構は、相模原に広大なキャンパスを持つ大学校や全国に職業訓練などを行う学校を多数運営している。しかし、職業訓練自体、すでに民間に任せられる事業だとして多くの批判を呼んでいる。
これらの業務は、本当に必要なのか?

昨年スタートした独立行政法人改革では、雇用・能力開発機構本体も、「私のしごと館」が見直し対象となり、渡辺大臣の口からは“廃止”の声も出た。
ところが昨年末、“1年をかけて見直す”という尻すぼみ状態となった。これは一体なぜか。渡辺大臣はサンプロのカメラの前で、改革後退の裏事情を語った。
独法改革の水面下の戦いを、徹底検証する。


≪出演≫
須田 慎一郎(ジャーナリスト)


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