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首相「強い意志で交渉」 北方領土返還大会 カード問題触れず(02/07 14:13)
北方領土返還要求全国大会が「北方領土の日」の七日、東京・九段会館で開かれた。麻生太郎首相は「領土問題の最終的解決に向けて進展が得られるよう、強い意志を持って交渉を進めたい」と、領土問題に積極的に取り組む姿勢を示した。 北方領土への人道支援がロシア側の「出入国カード」要求で中止になった問題には言及しなかった。十八日開催で調整中のロシア・サハリン州での日ロ首脳会談を念頭に、ロシア側を刺激しないように配慮したとみられる。 一方、同問題に関しては中曽根弘文外相が「わが国の法的立場が害されない形での早期解決に努める」と強調。大会もカード問題の早期解決を求めることを決議する。 首相は、昨年十一月の日ロ首脳会談でロシアのメドべージェフ大統領が領土問題解決への意欲を示したことに触れ、「ロシアはアジア太平洋地域の平和と安定を築く上で重要な隣国だ」として、領土問題解決の重要性を訴えた。 大会は実行委の主催で、二十九回目。長谷川俊輔根室市長や元島民ら約千三百人が出席した。 |
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