2009年2月7日(土)
目分量
このブログの主題は2009年1月29日の【花風社 浅見淳子】にあります。お仲間に是非こんな話があると電話を入れて下さい。
「山岸 これ何発?」「48」
「山岸 これ何発?」「あと3発」
私の数少ない自慢に、手のひらのパチンコ玉の数をピタリと当てると言う特技がある。
当時、パチンコ屋の缶コーヒーは50発だったから、途中で玉を缶コーヒーに換えに行くときに、私に何発あるか聞きにくるのである。
パチンコをやってる人なら分かるが、50発と言うのは片手に乗るか乗らないか微妙な量だ。
多めに持って行って換えるのは簡単だけど、1、2発足りなくて戻ってくることがほとんどだ。
だから、換えに行く前に私の所に聞きに来る。私もピタリと当たるのが嬉しくていつも真剣に分量を量ると言う具合だ。
一方立体視に問題がある妻は、目分量というのが本当に利かない。
料理も上手なのに、時々によって味が違う。不思議に思って観察すると、目分量と言われると、その「大体、・・・ぐらい」というのが苦手らしい。
だから、大体という曖昧な表現の少ない、「土井勝」「陳建民」といった実績のある人たちの料理本の料理は毎回同じに出来上がる。
若い人には分からないだろうけど、過去に実績を残す人と言うのはやっぱり違うんだな。
目分量が利かない事は、自分でも自覚があるようだ。
だから、我が家ではオートミールも毎日毎食きちんとデジタル秤で量って作る。
自分での自己防衛、生活の知恵だね。
ファッションで「アスペ」をやってるんじゃ無いんだ。
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昔バイトで納得いかなかっこと。
居酒屋で、『いつでも常に一定の品を出すこと』が店のモットーだった。店長にマニュアル通りできるまで秤りで量って完全に感覚で覚えろ、と言われてそのとおりに覚えて仕込みをしていたのに、
ある日、「おまえピザのチーズ載せる量が多すぎだ!」て怒られて、自分は手の感覚に自信があったから「ちゃんと60g載せてます」て言ったのに、わざわざ目の前で量らされた。
自分のはきちんと60gだったから、他の長年やってる人がずっと間違っていただけだったのにうやむやにされたのを思い出した。
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