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魔術士オーフェン無謀編

++てめぇは一体何しに来やがった!?++




よぉ、みんな。オーフェンだ。こうやって読者の皆と話す機会なんてあんまりないもんで少し言葉がへたかも知れないがその辺は大目に見てやってくれ。
俺のことを知らない奴がこの小説を読むとは思えないが、そういう奴のために一応自己紹介しておくとしよう。
俺の名はオーフェン。黒魔術師だ。特徴は全身黒一色の格好で、胸元には牙の塔出身の証、ドラゴンの紋章を下げていることぐらいだな。
今、俺はトトカンタという町に住んでいる。昔は牙の塔ってとこにいたんだがとある事情でそこを飛び出しちまった。理由は話すと長くなるからやめておくとしよう。とりあえずそれはここに書かれている内容にあまり関係ないからだ。
ただひとつ覚えておいて欲しいことは俺がこの町に来てからまったくついてないってことだ。それどころか不幸になる一方だ。そんな俺の前にある日の朝あいつが現れたんだ。








「お前がオーフェンだな?」

「ああ、そうだけど・・・・」

 ある日俺が泊まってる宿バグアップズ・インの一階で朝食を取ろうとテーブルに座っていると変なローブを着た男が話し掛けてきた。
ざんばら黒髪にヘの字口、むっつり顔をしていて目付きが悪い。年は俺より2,3歳下だろうか。とんがり帽子に都市迷彩のローブを着ている。その手に持ってるのは杖のつもりのようだが明らかに違う。鉄のような金属でできていて尾端部はココナッツの実のように膨らんでいた。体からかすかに火薬と硝煙の匂いがする。ほんとにこいつ魔術師なのか?

「なんか俺に用か?」

「肯定だ。俺はお前を幸せにするために来た」

 男はそう答えた。俺を幸せにする?魔術師同盟トトカンタ支部のラシィも同じようなこといってやがったがはっきりいって迷惑だ。こいつもその口だろう。

「なんで?」

「恵まれない人間の多角的支援が俺の任務だからだ」

「・・・・・・わざわざ足を運んでもらって悪いが帰ってくれ」

「・・・・なぜだ?」

 やっぱりそうきたか。まぁそれが仕事だからしょうがないと言えばしょうがないのだが。

「魔術師同盟に手助けしてもらうってことは俺からも何か見返りを期待するってことだろ?俺はそれが嫌なんだよ」

「問題ない。俺は大陸魔術師同盟に加盟していないからな。見返りなどいらん」

「なに?」

 魔術師というのは大概どこかの組織に属している。これは歴史の必然だ。普通の人間にとって魔術師なんてのは危険以外の何者でもないから魔術師は長年の間ひどい迫害を受けてきた。まぁ今はそれほどひどくないが。そういうわけで魔術師たちは自分たちを守るためにお互い協力して組織をつくったというわけだ。

「じゃぁお前はどこの所属だ?」

「ミスリルだ」

ミスリル?なんだそりゃ?そんな組織があるとは聞いたことがないぞ。

「なんだそれは?」

「 ミスリルとはいかなる国家にも所属しない、極秘の魔法使い協会のことだ。
   俺は魔法使いの相良宗介軍曹。ミスリルから派遣された。
   認識番号、B−3128.コールサインはウルズ7だ。」

「・・・・・・・・」

「どうだ?これで文句なかろう」

「あるに決まってるだろうが!!なんなんだそのファンタジーにあるまじき設定は!?」

「気にするな、所詮これは馬鹿小説だ。本質的にはとくに影響ない」

「だいたいてめぇ見ねぇ顔だと思ったらそもそも作品がちがうじゃねぇか!!」

「さてお互いの自己紹介もすんだことだし本題に入るとしょう」

「人の話を聞けぇぇぇぇぇぇぇ!!」

「俺は情報部からお前が不幸であるということしか教えられていない。まずはお前の生活について調査する  必要がある」

「いいよ、別に。頼むから帰ってくれ」

「そうはいかん。任務を果たすまでは」

 どうやらこいつは本気のようだな。言ったところで帰りそうもない。
どうやって追い返すか・・・
そうだ。ようするに俺がこいつの手助け無用ってことを教えればいいわけだ。

「わかった。ようするに俺がお前の手なんかいらんってことがわかればいいことだな?」

「確かにそうだが・・・・・見たところ食事にも困ってるようだが?」

 うぐっ!!痛ぇとこついてきやがった。
確かに泣けなしの金で買ったアイスティーを何度も薄めて飲んでるが・・・・

「こ、これはその、ええっと・・・・そうだ!!ダイエットだよ、最近ふとリ気味なんでな」

「頬が扱けているような状態なのにか?」

 げっ!!墓穴ほっちまった!!

「ふむ、この豊かな町で毎日の食べるものにも困るとは・・・・これは重症のようだな」

「か、勘違いするなよ
 な、なんだその哀れみの目は!?やめろ!そんな目で俺を見るな!!」

 俺が懸命に弁解していると宗介はポケットからなにやら入った小さいビニール袋を取り出した

「ほらこれでも食え」

「干し肉?」

「口に合わないかもしれんが何も食べないよりはまだマシだろう」

「馬鹿にすんな!!俺はそこまで落ちちゃいねぇ!!」

ぎゅるるるるるるるるるるる・・・・・・・・・・
言葉とはうらはらに体は正直だ。

「・・・・・本当にいいのか?」

 結局、俺はプライドより干し肉を取った。
硬くてしょっぱくて表面が黒っぽく変色していて食いにくいがそれすらもまた懐かしい。
うめぇ・・・・・ああ、生きててよかった。これで1週間は死なないで済むぞ。

「もぐもぐ・・・ごくん、ふう、うまかったぜ。ありがとよ」

「口に合って何よりだ。千鳥はまずいと言っていたので少し心配だったのだが」

「千鳥?」

「いやなんでもない。それより思った以上にひどい生活をしているようだな。どうやら俺の手助けが必要なようだ。とりあえず今日一日はお前の生活をチェックさせてもらうぞ。」

くっ・・・・しかし干し肉の恩があるしな

「・・・わかった。今から仕事に行くが俺の邪魔はすんなよ」

「了解した。見てるだけだ」

 宗介に約束させると俺達は町の外に出た。今は土曜の昼前で下校中の学生がちらほら見える。
その中に目的の人物はいた。身長130センチくらいの地人の2人組みで両者とも毛皮のマントを羽織っており片方は分厚い眼鏡をしている。俺はそいつらに近寄って声を掛けた。

「よぉ、ボルカン。毎度毎度同じこというがお前らに貸した金、とっくに返済の期限は切れてんだ。さぁ魔術で吹っ飛ばされないうちに耳を揃えて返しやがれ」

「今朝も同じこと言いやがってこの借金くず魔術師。たった3時間でなにができる!!
いい加減にせんと足のつぼを指で押し殺すぞ!!」

「お前らって・・・・借りたのは兄さんだけなんですけど・・・

「ドーチン!!この兄を売るとは見損なったぞ!!いままで兄がしてやった恩を忘れるとはなんたる奴だ!この恩知らず!!」

「僕が兄さんに一体なにをしてもらったの?」

「・・・どうやら金はないようだな。我は放つ光の白刃!!!」
ドッカ―――――――――――ン!!!

「ぐああああああああああああああ―――――――――――!!!!」

 地人たちは俺の放った魔術で遠くに吹っ飛んでいった。

「・・・・これがお前の仕事か?」

「ああ一応な。金を貸した相手から利子を回収するのが俺の仕事だ」

「うむ・・・・・」
宗介は少し考え込み
「それは違法なのではないのか?」

「いや、大丈夫、ちゃんと許可とってあるから」
 大嘘だった。
「そうか、ならばそれでいい」
 えっ!?いいのかそんな簡単に納得して?
俺は少し戸惑ったが、いいならいいで面倒だからほっとくことに決めた。

「どうやらしっかり定職は持ってるようだな」
 メモ張に書き込む宗介を見て俺はこう思った。

 こいつアホだ。

「しかしこうなるとなぜお前が不幸人間のブラックリストに載ったのか分からなくなってしまったぞ」

本気で困っているようだ。よし今のうちに適当なこと言って帰してしまおう。

「宗介、これでわかっただろう。俺はあんたが思っているほど不幸じゃない。
あんたの才能はもっと他の人たちのために使ってやってくれ」

「・・・・・そのようだな上層部と話をつけてこよう。戻ってこなかったら任務変更ということだ。おそらく戻らんだろう。短い間だったが世話になった。では」

「ああ、こっちこそいろいろしてもらってありがとよ」

 やった!!これでこいつともおさらばだぜ!!
宗介が背を向けどこかに行こうとしたそのとき

「黒魔術師殿――――――!!!!」

持ち主より大きいハンマーが俺に向かって打ち下ろされた。

「うわっ!!」

 俺は間一髪回避に成功した。レンガの地面にハンマーがめり込んでいる。
・・・・危なかった。もしあと一瞬でも遅かったら・・・・
こんなことする奴は一人しかいない。俺はハンマーを打ち下ろした奴の顔を確認するより先に犯人の名を叫んだ。

「キィィィィィス―――――――!!!」

「おやどうかしましたか?黒魔術師殿」

 思ったとおりそこには執事らしい格好をしており銀髪オールバックで年は20ぐらいだろう、毎度おなじみのマギー家 変態 執事キースがいた。

「・・魔術師殿、ナレーションとはいえ人のことを変態などというものではありませぬぞ。しかもそこだけ 強調するとは・・・わたしに一体何の恨みがあるのですか!?」

「てめえ・・・本気で言ってんのか?」

「当たり前でしょう?なにを言っているのですか?」

「人を街中で巨大ハンマーで打ち砕こうとする奴がどうして変態じゃないんだ」

「おおっ!!なんと恐ろしい、誰がそのようなことを!?」

「お前だ―――――――!!!!」

「おおっそこ行く魔法使い殿はもしやミスリルの方では!?」

「人の話を聞きやがれぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

キースが不敵に笑い
「減点ですな・・・・」

「なに!?」

「ひとつのはなしの中で何度も同じギャグをやるとは・・・・読者があきてしまうではありませんか。なぜあなたほどの方がそのようなこともわからないのです!!」

「誰がギャグを言った!?」

「おや、つい5秒前に自分が言った言葉を忘れるとは・・・・脳障害の疑いがありますぞ。一度医者に見てもらったほうがよいのではありませぬか?」

「やかましい、いつもいつも人の神経逆なでることばかり言いやがって。今日こそはいままでの恨みを晴らしてやる!!」

「お待ち下さい黒魔術師殿。私が来たのは貴方様とそのようなことをするためではありませぬ!もちろん貴方様にとっても重大なことなのです!」

「ほう・・・・どこまでも信用できんがとりあえず言ってみろ」

「はい、実はそこのミスリルの方に用があったのです」

「なに?」

「む?」
 自分のことだと気づいた宗介はこっちを振り向いた。

「あなたはこの黒魔術師殿を不幸から救うために来られたのでしょう?」

「肯定だ。しかし綿密な調査によって彼に俺の手助けはいらないことが判明した。もう帰ろうと思っていたのだが・・・」

  綿密?

「いやいや魔法使い殿、甘いですぞ。まずはこのファイルをごらんください」
 そういうとキースは懐から黒いファイルを取り出し宗介に手渡した。

「・・・・・・・・・・・」
 ・・・・1経過
・・・・・・・・・2分経過
・・・・・・・・・・・・・・・・・・3分経過

そろそろいらいらしてきたころにようやく宗介がファイルを読み終わった

「ふう・・・・・」

「いかがでしたかな?」

「・・・キースと言ったな。これは全て・・・」

「はい、全て裏の取れた事実でございます」

「そうか・・・・・」

そういうと宗介は一歩踏み出して屈み、持っていた変な杖を肩に担いだ。

「・・・・なんでそれをこっちを向けてるんだ?」

「動くな、これは使い捨てだから一発しか撃てんのだ」

「撃つ?」

「いくぞ!!ターゲットロック!!ファイヤ!!」

ボオオオオオオオオン!!!

俺が疑問を持ったその瞬間、宗介の杖から金属の塊が凄い速さで煙と炎を引きながらこっちへ飛んできた

「うおおっ!!我は紡ぐ光臨の鎧!!」

カァァァァァァァァァァァァァァァン!!

俺は当たる瞬間、魔術を発動させて間一髪それを防いだ。弾頭は角度を変えてどこかに飛んでいった。

「なんということを!弾頭がそれてしまったではないか」

「やかましい!!人に向けてパンツァー・ファウスト(使い捨ての対戦車ロケット弾)ぶちかましやがって、どういうつもりだコラ!!」

「ファンタジーの世界でパンツァー・ファウストなどあるわけないではないか?
それでも正統派ファンタジーの主人公か?」

「うるせぇ!!じゃあ、あれはなんなんだ!?ファンタジーであんなモンがあっていい思ってんのか!?」

「この杖は一見するとパンツァー・ファウストだが実は魔法のロケット弾なのだ。通常炸薬の代わりに、最 新の魔法テクノロジーを駆使した魔法炸薬が封入してある。・・・どうだ?」

「魔法がつけばいいってもんじゃないだろが!!」

「お前の魔術も似たようなものだろう?」

「違う!!それよりもなんでいきなり俺を狙いやがった!?」

「キースのファイルに今までお前が引き起こした被害一覧を見た。まったくひどい男だ。貴様のような社会 不適合者をのさばらしておくとはこの街の警官はよっぽど無能らしいな」

「まぁこの街には世界無能警官トーナメント最有力候補がいるが・・・・」

「だからお前のその凶暴な人格を魔法で物理的に直そうとしたのだが・・・」

「そんなんで直るか!!大体凶暴って点ならそこの変態執事は俺以上だぞ!!」

 宗介はキースのほうを向き

「そうなのか?」

キースは真顔で

「いいえ、そんなことはありません。」

「と、いっているが?」

「お前騙されてる!!っていうかなんでさっきからそんなに簡単に人のこと信用してんだ!?
 お前のキャラ と違うだろ!?」

「・・・・?キース、この男はなにを言ってるのだ?」

「さぁ、なにせ黒魔術師殿はときどき意味不明の言葉を口にする人ですから」

「だああああああああああああああああああああ!!!!!!
てめぇらぶっ殺す!!!!」

 俺が魔術を発動させようとしたとき後ろのほうで音が聞こえた

ヒュ――――――――ン・・・・・どっか―――――ん!!

「きゃああああああああああああああああああ―――――――――――!!」

向こうで爆発音と女性の悲鳴が聞こえた。

「・・・・・・さっき誰かが弾いたパンツァー・ファウストのようだな。すっかり忘れていたが長い間飛ん だものだな」

「どなたかがが避けたため一般人に被害が出てしまったようですな」

 宗介とキースの冷たい視線が俺に突き刺さる。

「な、なんだよ!!俺のせいだっていうのか!?」

「いいえ、誰も黒魔術師殿の名前など口にしておりませぬぞ。
 どなたかがが避けたため一般人に被害が出てしまった、といったのです。
 誰とは言いませんが・・・」

「うむ、ひどい奴だ」

 そういいながらも明らかに俺のほうに視線を向けつづける

「そ、そんなこと言ってる場合じゃねぇだろ!?悲鳴が聞こえたってことは誰かが怪我したかもしれねえじゃないか?こんなとこにいる場合じゃない、いくぞ!!」

「(ぼそぼそ)・・・うまく話を逸らしましたぞ」

「(ぼそぼそ)・・・うむ、さすがこういうことには慣れているようだな」

 しっかり聞こえていたのだがなに言っても言い返されるだろうから俺はあえて聞き流し、俺たちは爆発のあったところに向かった。



 爆発があったらしいところには悲鳴を上げたと思しき女性がうつぶせに倒れていた。
黒髪にスーツを着ている20歳くらいのその顔には見覚えがあった。
無能に掛けては天下一品、歩く税金泥棒警官コンスタンス・マギーだった。

「・・・・おいコギ―、生きてるか?」

こんこん

俺はコギ―の横っ腹をつま先で軽く蹴った

「(ぼそっ)痛い・・・・・」

「おい、コギ−生きてんなら返事しろ」

ごすごす

さらに蹴る

「痛い・・・・」

「ん?なんか言ったか?」

 ごふごふ

 さらに力を入れて蹴る

「おい、コギ―・・・・」

「痛っいわね!!さっきから何回蹴ってんのよ!!か弱い乙女を殴るなんてあんたそれでも男なの!?」

「殴ったんじゃない。蹴ったんだ。それに魔術師は基本的に性差別撤廃主義者なんだよ。」

「なによそれ!!あんたわたしになにか恨みでもあるの!?」

「・・・・・今朝俺にしたこと忘れたのか?」

「ええっと・・・・なにかしたかしら?」

「・・・・3日も何も食ってない人間の前でこれでもかというぐらいうまそうに飯食ってた。しかも聞こえるようにうまいうまいと言いながら食ってた」

「4日前もう二度とご飯たからないからおごってくれって言ったのは誰よ?」

「たかが一番安い軽食で一日中さんざん人をこき使ったくせに」

「当たり前でしょう。私は非力でか弱い乙女なんですからね。
 力仕事ぐらい手伝ってくれたっていいでしょ!?」

「力仕事って言ったって自分がミスって受けた罰じゃねぇか!
 そもそもなんで俺がそんなもん手伝わなきゃなんねえんだ!?」

「だって一人で広い警察署全部掃除するなんて疲れるじゃない!!」

「威張って言うな!!」

やたら白熱している二人を見て宗介は

「・・・あの二人はいつもああなのか?」

「そうですね。コンスタンス様はほぼ毎日黒魔術師殿となにやら楽しいトークをされております」

宗介はメモ帳に書きながら
「ふむ・・・・定職、友人の不足はない。となるとあとはオーフェンの歪んだ性格を直すために必要な要素は・・・・」

キースも同じことを考えていたようで
「恋人・・・・ですな」

宗介は黙ってうなずいた

「あのコンスタンスという女、言い合っているがオーフェンのことが嫌いというわけではなさそうだ。ここはひとつ・・・」

「恋人に仕立ててみせますか」

「うむ。試す価値はあるだろう。だが恋愛は俺の専門外だ。手伝ってくれないか?」

「わかりました。しかしわたくしも婚約者がいるとはいえ他人の恋愛を結んだ経験はありませぬ。
 どこまでお力になれるかどうか・・・・」

「いや手を貸してくれるだけでもありがたい。幸い俺の連れはそういうことに詳しいかも知れん」

「その方は女性ですか?」

「肯定だ。仕事の間は街で買い物をしてくると言っていた。行けばすぐ見つかるだろう」

「そうですか・・・ならばさっそくその方に会いに行きましょう。
 黒魔術師殿は金がないのでいつでも宿にいるでしょうから」

「よし、ではいくとしよう」

こうして宗介とキースによるオーフェン×コギ−・カップル化作戦が発動した。





≪あとがき≫

はいオーコギ―小説でした。
なにやらどこかで見たようなキャラがいますが気にせず。(きっと気のせいです)
・・・・・・・・・・・あれ、なんかラブラブにならないぞ
おっかしいなぁ・・・・
一応ジャンルはラブラブ小説のつもりだったのに・・・・
次こそはラブラブな展開に・・・・・なるのかな?



≪ざっつ管理人欄≫

ANDOu様初投稿本当にありがとうございましたです―――!!m(_ _)m

こないな力作投稿して頂いたのにタイミング悪く管理人の実習重なりアップ鬼のように遅くなりあさって

大変に申し訳ありませんすみませんすみません・・・・!!(ひたすらに謝る)

個人的にオーコギもアイラブなんで(こら)続きがやたらと楽しみなんですが。(ずずいと迫って←こら)

ちなみにこの展開だともしやハリセン少女もお目見えするのでしょうか。

その辺も期待して構いませんか。(ずずいと迫っ(殴))










ANDOu様のお部屋へ。




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