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「韓・中・比が力を合わせ慰安婦問題解決を」
ファレオマバエガ東アジア太平洋環境小委員会委員長インタビュー
慰安婦
「慰安婦決議案が下院で採択されたとき、旧日本軍の被害者だった李容洙（イ・ヨンス）さんがまるで母のように思えました。そこで李さんを呼び出し、“永遠に一緒にいたい”という内容の歌『Let it be me』を歌ったんです」
米下院外交委員会のエニ・ファレオマバエガ東アジア太平洋環境小委員会委員長（民主党）は4日、米議会レイバーンビルにある自身の事務所で本紙のインタビューに答えた。
先月30日、米下院で日本政府の公式謝罪を促す「慰安婦（性の奴隷）」決議案採択に貢献したファレオマバエガ委員長は、同日夜、在米韓国系グループの指導者たちの集まりに出席し、元慰安婦の李容洙さんの手を握りながら『Let it be me』を歌い、拍手を浴びた（写真）。
同委員長はインタビューで、李容洙さんのことを「ママ・リー」と呼んだ。「ママ・リーが到底口にできない苦難を公の場で証言したのは大きな勇気だ。私はまるで自分が彼女の息子のように思えた」と言った。
ファレオマバエガ委員長は「国というものは成し遂げた業績ではなく、歴史に対しどのような見解を持ち、過去の過ちに対しどれだけ真摯（しんし）に謝罪できるかで評価される。経済大国の日本が過去の過ちに対し謝罪するのがそれほど難しいことだろうか」と批判した。また、「韓国・中国・フィリピンといったかつて日本から被害を受けた3カ国が協力し、“慰安婦”問題の解決を推進しなければならない。敏感な問題なので簡単ではないが、挑戦すべき」と語った。同委員長はアフガニスタンの旧支配勢力タリバンによる韓国人拉致事件については「とても難しく厳しい事情。人質全員が早期に解放されることを心から願っている」と言った。
一方、在韓米軍の再編については「米国は冷戦後、国内はもちろん海外に駐屯する米軍の調整を続けている」と述べ、米政権と議会が在韓米軍の追加削減を検討する可能性があることを示唆した。そして「海外に駐屯する米軍の兵力調整は、危機に対応しやすいよう行われている。現在はかつてとは全く別の状況になっている」と答えた。
また「韓国戦争（朝鮮戦争）を知らない世代をはじめ、一部の韓国人は米国が在韓米軍を通じ韓国を操っていると信じているようだ。韓国でマッカーサー将軍の銅像を撤去する動きが起きたとき、この東アジア太平洋環境小委員会が出て行ってその銅像を米国に持ち帰ると言った」と、遠回しに不満を表明した。
そして「北朝鮮・寧辺の核施設を訪問したい」と述べ、北朝鮮の核問題に関心があることを示した。「北朝鮮は核兵器をなくすと言っておきながら、（テポドン）ミサイルを発射する国だが、話し合いを続けることが大切だ」と語った。
ファレオマバエガ委員長は南太平洋の米領サモア出身で、米ヒューストン大学法学部大学院を卒業後、弁護士の資格を取得した。米議会と検察での勤務を経て、1989年から米下院議員として在職している。
ワシントン＝李河遠（イ・ハウォン）特派員
朝鮮日報／朝鮮日報JNS
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ファレオマバエガ委員長は「国というものは成し遂げた業績ではなく、歴史に対しどのような見解を持ち、過去の過ちに対しどれだけ真摯（しんし）に謝罪できるかで評価される。経済大国の日本が過去の過ちに対し謝罪するのがそれほど難しいことだろうか」。米国人の彼には理解できないだろうが、日本人は今でも神話の中でいきているんだ。
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