中国人窃盗団67人を摘発 14都府県で被害6億円警視庁は6日までに、窃盗容疑などで大阪市浪速区、無職高偉強容疑者(50)=窃盗罪などで起訴=ら中国籍の男2人を再逮捕した。 警視庁や大阪、京都両府警などは2003年から相次いだ中国人グループらによる窃盗事件を共同で捜査し、ほか65人を既に逮捕している。大阪府警などによると、グループ全体で昨年6月までに約1700件の盗みを繰り返し、被害総額は約6億3000万円に上る。 調べでは、被害は東京や愛知、大阪など14都府県に及び、主に中高層マンションが狙われた。 グループは密入国したり不法残留したりした中国人が中心で、仕事のない日本人を運転手として雇っていた。主に上海出身者や福建省出身者が実行役で、針金を使う「サムターン回し」などの手口で侵入。盗んだ通帳を受け取り、現金を引き出すだけのメンバーもいたという。 警視庁によると、高容疑者ら2人の逮捕容疑は昨年10月中旬、神戸市の飲食店経営の女性(56)宅に侵入し、貴金属(計270万円相当)などを盗んだ疑い。 【共同通信】
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