Keyさんへ
句点の後に、前の文章を翻す繋げる類の言葉を付けるのを止めてみましょう。
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こちらのBBSに書いても差し支えないと言うマスターの話ですので、引き続きこちらに。 イー・モバイルとソフトバンクの提携が発表されました。 ソフトバンクがイー・モバイルからMVNOでPCデータ定額を3月上旬以降、それと日経によるとイー・モバイルのエリアが整備されていない地域でソフトバンクから回線を借りてサービスを提供する予定。覚えている人がいるかもしれませんが、1年ほど前、イー・モバイルとドコモとのローミング条件が発表された時に、ドコモではなく条件的にはソフトバンクと組んだ方がイー・モバイルにとっては好ましいんじゃないかと、ここに書きましたが、どうやらそうなりそうな雰囲気です。 音声については、これでドコモとのローミングがきれる2010年以降も全国でサービス可能になります。イー・モバイルにとってはこれで、基地局を建ててもあまり売り上げの上がらない人口が希薄な地域に対する基地局の建設を先延ばしにできますから、万歳でしょう。 |
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一方PC定額をイー・モバイルからMVNOする話は、一部の人たちは、これはソフトバンクのインフラの脆弱性を示すものだとはやしたてましたが、そんなことはないんじゃないかと考えています。 これは、ソフトバンクはイー・モバイル以外の3社の中では21時までの音声定額を提供する今のところ唯一のキャリアで音声のトラフィックがドコモ、auに比べて多いこと。データに関しても他社と同等のパケット定額があって、しかもパケットを通常端末の10倍消費すると言われるスマートフォンのiPhoneが、長期にわたるベストセラーであること。それにも関らず、今の時点ではauやドコモのようなヘビーユーザに対するパケット規制を行なっていないことなどによります。 また、周波数帯域と一人当たりの基地局数でドコモ、auより多めになっています。一方、ドコモとauはPC定額がありますので、この分は、ソフトバンクよりきついことになりますが、データ専用端末の売れ行きをみるとイー・モバイルよりかなり少ないので、ユーザ数としてはせいぜい数十万、全ユーザの1%行っているかどうかでしょう。 とはいえPC定額のデータカードは一般の端末の20倍のパケットを消費すると言う話もありますので、仮に1%としても単純計算でキャリア全体の20%のトラフィックを消費してしまうことになります。パケット定額のユーザが特別に増えたわけでもないのに、去年の前半でauの速度規制が急遽導入されたのは、その半年前のPC定額導入の影響が大きいでしょう。ソフトバンクは、限られた電波資源を、音声定額とiPhoneに優先的に振り向けているということです。 |
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提携についての説明では、ソフトバンクは互いにWin-Winを強調していますが、音声のローミングもそうですけど、この話は電波に余裕があるイー・モバイルに現金収入をもたらし、しかも次の電波をもらうハードルをクリアするユーザ数が確保できるという一石二鳥のうまい話と思われます。 こちら,3800078151,20387738,00.htm |
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ソフトバンクにとってはPC定額の市場は非常に小さい。当面は無視することも出来たはずです。UQにMVNOすることもできますし、現にUQとの話は7月提供を目指して検討中です。 またイー・モバイルに音声をローミングで提供する話も、auは方式が違うので無理。ソフトバンクが断れば、イー・モバイルはドコモとの契約が切れる2010年までに全国網を整備するのはかなりきつい。ソフトバンクにローミングできれば渡りに船です。それなのに、なぜイー・モバイルと提携したのか。それは、昨日の決算の中ででてきた、「情報革命を目指すという点では,競合他社も志を同じくする立派な競争相手。」というフレーズにキーワードが含まれていると考えています。(先に言って置きますけど、単なる浪花節ではありません。) |