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2009年2月 7日 (土)

麻生さん死んでもらいます!義理が重たいこの世界

 麻生首相・5日の国会答弁には あきれ返った!!!

 こんなことを言うのは小学生ならまだしも・・・

 大の男が・・・国会議員・まして首相がこれを言ったらお終いである!

 ・・・

 その前に往年の東映ヤクザ映画から「唐獅子牡丹(からじし・ぼたん)」を聞いていただきたい。

         唐獅子牡丹 高倉健:唄

 ♪ 義理と人情を 秤(はかり)にかけりゃ

 義理が重たい 男の世界

 幼なじみの 観音様にゃ

 俺の心は お見通し

 背中(せな)で吠えてる 唐獅子牡丹 ♪

チャンネル桜を応援しよう

 お分かりであろうか?

 ”義理と人情”の間(はざま)で悩むのが人生であるが

 「男の世界では 義理が何よりも優先する!

 という意味である。

 男の世界政治の世界と言い替えても同じであろう?

 政治の世界も

 命懸けであるのは「鉄火場」(賭場)と同じである!

 義理とは

 道理・物事の正しい道筋  嫌でも社会で生きて行く上に務めなければならないこと  であるから

 公的な義務 と言い替えても良いと思う。

 それを麻生首相は

 「郵政民営化には反対だったが

 当時は閣僚(総務大臣)の一員だったので賛成の署名をしただけだ」

 と言ったのだ!

 何だ!?これでは

 「(個人としての)人情においては反対であったのだが

 (政治家・閣僚としての)義理で仕方なく賛成した」

 と言ってるのと同じだ。

 「任侠道にもとる!」とは古臭い表現になるかも知れないが・・・

 少なくとも彼は 男では無い!!!

 (武士に二言は無い!)

 あまりの情けなさに

 (背中に入れ墨した)唐獅子牡丹が哭(な)いている!

 選挙民も泣いているぞ!

 まして・・・

 保守の政治家が日本の文化を踏みにじって平気な面をさらすのだから・・・1番泣いているのは”恥の文化”そのものではないだろうか・・・情けねぇ!見損なったぜ!

 

 任侠映画のついでに「人生劇場・残侠編」の主題歌も紹介しておこう

          人生劇場 村田英雄:唄

 ♪ やると思えば どこまでやるさ

 それが男の魂じゃないか

 義理が廃(すたれば この世は闇さ

 なまじ止めるな 夜の雨 ♪

 

 ここにも

 義理が廃れば この世は闇さ

 と歌われている。

 それなのに

 あぁ、あぁ・・・一国の宰相が「義理で賛成したんだから・オレには責任が無ぇ・・・」と言う。

 人情を盾に義理を踏みにじる!

 上に立つ者がこれじゃあ・・・

 右を向いても・左を見ても

 筋の通らぬことばかり・・・

 世の中 真っ暗闇じゃぁござんせんか・・・

 (鶴田浩二:傷だらけの人生

 

 何?何?日本の古い文化を持ち出すな・だって?

 外国でも同じである!

 1840年代の英国では

 地主層を支持基盤とする保守党が「穀物法・支持!」であり

 資本家層を支持基盤とする自由党が「穀物法・反対!」であった。

 なお「穀物法」とは

 英国に輸入される外国からの安い穀物に税金を課す法律である。

 穀物が値上がりすれば・労働者が「賃金も上げろ!」と言い出すから・資本家は外国からの安い穀物輸入には賛成であったのだ。

 そして

 1841年の総選挙で勝利した保守党のサー・ロバート・ピール内閣は穀物法の強化を行った。

 ところが1845年に

 アイルランドで馬鈴薯(ジャガイモ)病が発生して・餓死者が数十万人も出た!

 (このときケネディ家などのカソリック教徒がアメリカに移住した)

 ピール内閣は

 やむなく穀物法を廃止し・外国から安い穀物を輸入することにしたが

 これに猛然と異議を唱えたのが

 同じ保守党議員のベンジャミン・ディズレーリであった!

ディズレーリ穀物法を廃止するのは誰が考えても当然の措置でしょう。しかし、保守党は「穀物法を守る!」という公約を掲げて選挙に勝ち・それであなたが首相になれたのですから・廃止するなら潔く「最初から穀物法廃止の自由党」に政権を譲るべきでしょう!

 という筋論を述べて退陣を迫ったのである。

ピール:私は女王陛下の信任を得て国家の要職に就いたのだから・国家のためになることであれば断固として行うのが陛下から与えられた責務である!

 と反論したが

デイズレーリ:あなたは何かと言えば「女王陛下」と仰るが・もし地主層の支持が得られなかったら選挙にも勝てず・陛下にも信任されなかったでしょう!

 という正論を聞いて

 他の保守党議員が1人去り・2人去り・10人去り・ついには保守党が少数党に転落するに及んではピール首相もついに抗し切れず・・・

 ピール内閣は1846年に退陣することになる。

 

 後にディズレーリは首相となり

 英国最大の政治家と呼ばれ・現在に至るも最高の尊敬を以って評されることになるのだが

 このとき以来・英国では議会政治に以下の如くの新たなルールが確立した。

 ① 選挙公約は必ず守るべし! 選挙公約を変えるのであれば・代議士全員が辞職し・再び選挙に討って出て新しい公約を選挙民に問わなければならない!

 ② 他議員・他党の公約を盗むな! それをするなら与党政権党は下野し・野党第一党に政権を移譲すべし!

 ③ 議会における言論をもって・すべてを決すべし! 院外での多数派工作の厳禁!

 である。

 

 以上・麻生総理

 これら日本で言うところの「憲政の常道」にすべて違反する発言を行ったのであるから・・・

 ただちに総辞職し 野党第一党たる民主党に政権を譲るべし!

 解散・総選挙 以前の問題 議会政治のルールであり・最も根本的な問題でもあり・且つこれが正論である!

 ヤクザ社会なら

 「指を詰めろ!」ということになるのだが・・・

 痛いから止めておこう・・・shock

 麻生さん・・・では政治家らしく

 死んでもらいます!・・・いや? 辞めてもらいます!

 総理大臣職を 辞職していただこう!

 信無くば・立たず(論語)

 ですからなぁ・・・この世は!

 人生・勝ち負けではない・・・

 ♪ 勝つと思うな~思わば負けよ・・・

 ではないか?

 潔く散る のが日本の文化だったではないか?

 憲政の常道を裏切った・麻生閣下! せめて最後は

 「男の花道」を飾っていただきたい!

 

 でも

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コメント

反対だからって離党する理由がわからない。
民営化が危うい事を懸念しているからこそ、党に残って危うくならないようにしようって言うのが筋なんじゃないですかね?
自分の思い通りにならないからと言って、その党を抜けるのは、ただの脅しとかでしょ?

反対なら党を出ろってのは、あまりにも浅はかな考え方だと思いますよ。

投稿: むし | 2009年2月 7日 (土) 19:10

 今頃になって反対というならば、そもそも、閣僚を辞任していたのが筋ではないでしょうか。

 最初から民営化に反対した議員の方が、よっぽど筋が通っていた気がします。

投稿: 尊野ジョーイ | 2009年2月 7日 (土) 18:20

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