記事が削除されているが、
「塩崎恭久官房長官は19日午後の記者会見で、米下院で従軍慰安婦問題に関する 日本政府の謝罪を求める決議案が提出されたことについて「加藤良三駐米大使が 議会筋などに日本の立場を説明して回っている。(同問題へのおわびと反省を表明 した)河野洋平官房長官談話を中心に日本のこれまでのスタンスと、(談話を継承 した)安倍内閣の考え方も伝えている」と述べ、採択阻止に努力する考えを示した。」
塩崎官房長官は、「事実と違うところがある」として決議案阻止に全力を注ぐと発言したとNHKで放送した。その「事実と違うところ」は、どの部分なのかはっきりしない。事実は、日本政府が皇軍慰安婦の軍の関与を認めお詫びをした(河野談話)を継承している ということなのか、河野談話が事実と違うというのか。まぁ、どちらになっても安倍晋三ら極右政権の矛盾が露呈して、窮地に追い込まれるのは確か。
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河野談話見直し提言見送り
自民有志が方針修正
自民党有志の議員連盟「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(会長・中山成彬元文部科学相)は1日、党本部で開いた小委員会で、従軍慰安婦問題に関する1993年の「河野洋平官房長官談話」の見直しを求める提言を見送り、同問題の調査を政府に求める方針を決めた。
同問題に関し米下院の外交委員会で日本政府に「明確な謝罪」を求める決議案が可決される公算が大きくなっていることを踏まえ、政府が河野談話への正しい理解を米側に求めることを盛り込んだ文書をまとめ、近く安倍晋三首相に申し入れる。
小委員会の幹部はこの日の会合で「談話のあいまいな表現を文献に基づいた正確な表現に修正する」として見直し案を提示。しかし、出席者から「首相が談話を踏襲すると表明しており、議連が『ここがおかしい』と指摘するのはどうか」「戦略として提言の時期を再考すべきだ」と慎重論が相次ぎ、談話の見直し案を決定する方針を修正した。
(共同)
(2007年03月01日 20時08分)
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手垢のついたゴマカシ(笑)
従軍慰安婦=皇軍性奴隷問題を手前勝手に定義して、軍が直接拉致したかしないかという、性奴隷事件の中の一部分にすり替えている。みっともねー。
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2007/03/01-22:30 従軍慰安婦「強制の証拠ない」=河野談話の見直し否定せず−安倍首相
安倍晋三首相は1日夜、従軍慰安婦問題を謝罪した1993年の河野洋平官房長官談話について「当初定義されていた強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実だ」と述べ、旧日本軍が従軍慰安婦を強制的に集めて管理した証拠はないとの認識を示した。また、談話見直しの必要性に関しては「定義が大きく変わったことを前提に考えなければならない」と語り、否定しなかった。首相官邸で記者団の質問に答えた。
ただ、この発言について首相周辺は「国会で答弁した通りのことを言っただけで、これまでの政府方針と何も変わっていない」と指摘、同談話の見直しを表明したものではないと強調。塩崎恭久官房長官も同日の記者会見で「談話を受け継いでいくのが政府の立場だ」と語った。
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で、軍の関与がないというなら、なぜ河野談話を受け継ぐのか? 一ヶ月6万ドルも支払ってロビーストに決議をつぶす工作をするぐらいなら、きちんと反論しなさい。
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ただの売春婦の職業を勝手に性の奴隷と決め付けるところはいかにも現代的というか無知をさらけだしているね。日本は売春は合法で違法ではなかったと反論すべきなのだ。現在でも売春は合法だという国はいくらでもある、アメ公の非常識を教えてあげるのが日本の役目で政治家連中のオツムではその発想さえも思いつかないということ。日本人はいつも海外では笑われている情けない話だ。
2007/3/2(金) 午前 6:54
安倍さんは、首相就任直後、村山談話や河野談話を引き継ぐって発言したんじゃないの。それをいまさらまたひっくり返そうというんですかね。
2007/3/2(金) 午後 4:27 [ galaxy3917 ]
>lamerfonteneさん ただの売春婦の職業を勝手に性の奴隷と決め付けるところはいかにも現代的というか無知をさらけだしているね。日本は売春は合法で違法ではなかったと反論すべきなのだ。 当時、公娼制度はたしかにありました。公娼制度は、売春婦を公的に管理する制度です。公娼になるには、自らの意志で警察が所持する娼妓名簿登録しなければいけません。公娼を辞めるのも誰にも妨げられずに本人自ら申請することができます。この娼妓名簿に登録されない私娼を集めた売春宿を日本軍の管理の中に置いて公然と利用させていたと言うことは、軍が人身売買された女性を監禁、強姦する違法な制度を持っていたと言うことです。 ですから、日本政府はそのような根拠で反論しないのです。
2007/3/3(土) 午後 1:51 [ ele**ric_*eel ]
>galaxy3917さん 安倍晋三ら日本政府は、安倍政権発足から表向きは河野談話によって皇軍慰安婦の存在を認め、謝罪していると主張しながら、内向きには元々の持論である従軍慰安婦の否定(河野談話否定)の二枚舌を使ってきました。 中国・韓国からの反発であれば、いつものようになめてかかってきましたが、米国からの批判に対してこのような二枚舌が許されない状況になった今、安倍晋三とその仲間(日本のマスコミを含めて)は窮地に立たされているようですね。日本政府の見解は支離滅裂です。
2007/3/3(土) 午後 2:07 [ ele**ric_*eel ]