男性タレントのブログに「殺人犯」などと書き込んだ男女の一斉摘発に警視庁が乗り出す。異例ともいえる対応の背景には、ネット上の書き込みによる中傷や名誉棄損の被害が増加している実態がある。捜査幹部は「安易な中傷への警告の意味を込めた」と強調するが、専門家からは、表現活動の萎縮につながる懸念も指摘されている。
東京都千代田区のオフィスビルの1室。約30台のパソコンが整然と並び、キーをたたく音が響く。ウェブサイトの監視と不適切な書き込みの削除を手がけるネット関連企業「ピットクルー」の現場風景だ。(07:00)