ブログ炎上で書類送検に思うこと
- 2009-02-06
- category : 独り言
タレントのスマイリーキクチさんのブログに事実無根の誹謗中傷を繰り返し書き込んだとして計19人が書類送検されたとのこと(ソース 探偵ファイルさん)。
未だにネットが匿名の別世界と思っている方々が多いことが残念。
未だにネットが匿名の別世界と思っている方々が多いことが残念。
確かに、公序良俗に反しない限り、インターネットの世界は匿名性を保ちやすい。しかし、一旦警察が捜査を開始すると、その匿名性は格段に低くなる。もしかしたら、実社会よりも低いかもしれない。
なぜなら、インターネットに接続する上で不可欠のプロバイダー上には接続ログが残っていて、警察からの適切な要請があった場合はプロバイダーはログを開示せざるを得ない(開示は拒めるけれど、裁判の可能性が出てくる)。
どれくらいの期間のログを保存するかは定めがないようだけれど、たとえばログが1日残っているとして、これを実生活に置き換えれば、自分の足跡が丸1日の間、道路の上に残っている事に似ている。実際は、ログが1日で消えることなどまずない。
そんなこんなで、今はインターネットの方がすぐに足跡を辿れたりするのだけれど、軽い気持ちで犯罪予告してみたり、それで捕まってみたり。ばかかと。あほかと。
今回はブログ炎上で初の書類送検だそうだけれど、実社会で、相手に向かって「殺すぞ」とか何度も「あんた犯人だろ、死ね」とか言ったとしたら、おまわりさんのお世話になることは目に見えてるでしょ。これはインターネットでも同じ事、こんな感じだっただろうか、ニュース番組で専門の方が仰っていて、深く深く共感した。
いまこうして僕もブログを書いていて、ついついひとりよがりになりがち。「そんなの、ブログなんだから当然」というスタンスもあるだろうけれど、ここに書いた内容はどなたでもご覧になれる状態にあることは忘れないように心がけているつもり。