スマイリーキクチさんのブログ炎上で「粘着」18人を逮捕
以前にも同じような事件 (池内ひろ美さん) があり、それを取り上げた記事が今日になってアクセスを伸ばしていました。
この事件は一般紙にも大きく取り上げられ、読売は本紙1面トップに持ってきていました。最初は被害者の名前が伏せられていましたが、本人が公表したことでスマイリーキクチさんの名前が出てきています。
- ブログ炎上、被害のタレントが自ら公表 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- 名誉棄損:タレントのブログに「人殺し」 19人立件へ - 毎日jp(毎日新聞)
- 東京新聞:ブログ『炎上』18人立件へ 男性タレントに『人殺し』:社会(TOKYO Web)
- ブログ炎上、書類送検へ 容疑の18人、タレントに「人殺し」 (NIKKEI NET)
- ブログ書き込みの18人を書類送検へ・お笑い芸人中傷で - IBTimes(アイビータイムズ) - 世界の最新ビジネスニュース
- asahi.com(朝日新聞社):ブログに中傷書き込み、18人書類送検へ 名誉棄損容疑 - ネット・ウイルス - デジタル
- ブログ「炎上」ついに摘発 芸人を「人殺し」と中傷、18人を書類送検へ - MSN産経ニュース
- ブログ炎上、18人を摘発 名誉毀損容疑で - ITmedia News
- お笑い芸人をブログで中傷、男女18人を名誉毀損容疑で立件へ (INTERNET Watch)
匿名でコメントできるといっても、アクセスログが取られているのですから、どこから送信されたかは調べようがある。ただ、それは通信の秘密という形で守られており、今回のように警察の捜査がない限りは表に出ないのですが、「わからない」というのとは違うということです。
そして逮捕された18人の供述に、スマイリーキクチさんが殺人を犯したという噂を「事実と信じ込んでいた」というものがある、という点も注目したいところ。この手の都合の悪い「真実」は、当事者が否定すればするほど真実味を増してしまうという悪循環もあり、対応が難しいものです。
確かに何をやってもダメなので、今回のように公権力に訴えるという対応しか残されていないというのもあるのですが、炎上とうまくつきあう方法があれば、と思いますね。今回のような事件が起こるたびに、そう思います。
見方を変えれば、ブログの炎上は世論の暴走のひとつの形であり、世論の暴走で簡単に「真実」が捏造されかねない状況だともいえます。下手をすると冤罪を生むかもしれない。ITに閉じた問題ではなく、現在社会の持っている病巣が、顕在化したひとつの姿なのだろうと思われます。もっとも、昔からこういった噂が世論の暴走を生み、大きな事件に発展したことは枚挙にいとまがないので、現代だけの問題でもないのですが……。
■芸能人ブログを集中攻撃、「炎上」させる…18人立件へ-インターネット上の匿名はすぐばれる?!
こんにちは。ブログ炎上事件、今まで立件などされませんでしたが、今度は立件ですね。厳しい司法判断がでることを期待しています。しかし、これらの事件を起こす人たち、頭悪いですね。いくら匿名にしても、書き込みをすると、IPアドレスなどがログに残るので、そこから手繰っていけば、どこの誰だかすぐ判ってしまうのに。メールなんかも同じですよね、消去したとしても、ダンプファイルが残っているのでほとんどが復元できます。近いところでは、大分県の教育委員会の不正がありましたが、当人たちは、パソコンからすべて関係情報を消したつもりになっていたようですが、そのほとんどが復元されたはずです。だから、誰が本当は不合格なのか特定できたのです。こんなこと知らないで、気軽にやっていたんでしょうね。私なら怖くてとてもできません。頭が悪いだけでなく、さもしいです。こういう人は、完全に精神が病んでいると思います。きっと、同じことを繰り返し続けます。だから、サイトやマスコミなどで、これらの人の顔写真と、略歴などはっきり公表すべきだと思います。詳細は是非私のブログをご覧になってください。
投稿: yutakarlson | 2009年2月 6日 (金) 10:38