- 12月8日(月)をもって、コミュニティパテントレビューの試行を終了しました。今回の試行結果等は、報告書に取りまとめる予定ですが、試行終了に伴い、本サイトは、3月末をもって、閉鎖する予定です。
当サイトの概要
当サイトは、平成20年度産業財産権制度問題調査研究「コミュニティパテントレビューに関する調査研究」として、財団法人 知的財産研究所(会長:中山信弘)が、特許庁との契約に基づき、当研究所の運営・管理の下で実施するものであり、コミュニティパテントレビューを我が国で試行的に実施し、その有効性や効果を検証するものであります。
コミュニティーパテントレビュー
コミュニティパテントレビュー(CPR)とは、企業や大学等の研究者・技術者等からなるコミュニティ(レビュアー)が、インターネット上で、先行技術の提示や特許性についての評価等の特許出願に対するレビューを行い、その結果、有益な先行技術を、特許審査の際の参考資料として特許庁審査官に提示するシステムです。CPRは、現在、米国で試験的に運用されており(Peer to Patent)、その有効性や効果等が検証されております。
情報通信技術の進歩やイノベーションのグローバル化等を背景に、テクノロジーに関する情報が、特許文献、論文、書籍等の様々な形態で世界中に散在するようになってきた中、企業や大学の研究者・技術者等の協力を得て、特許性の判断に有益な情報を収集・活用することができれば、特許審査における官民のワークシェアリングを進め、我が国の特許審査の更なる効率化と質の向上を図ることが可能となります。
そこで、我が国においても、CPRの有効性について調査・分析を行うために、CPRを試行いたします。CPR試行の詳細については、下記ボタンをクリックして、CPR試行の詳細にお進みください。