社会
市民病院院長が過去に当直バイト 医師不足で断れず
加東市民病院(加東市家原)の中尾守次院長(62)が、前身の公立社総合病院で外科部長を務めていた約十年前、多可町内の社会福祉法人が運営する重症心身障害児施設で少なくとも十数回、報酬を得て夜間の当直勤務をしていたことが六日、分かった。無許可での副業を禁じた地方公務員法に抵触する行為で、中尾院長は「軽率だった」と事実関係を認めている。
当直勤務をしていた施設は社会福祉法人・養徳会が運営する多可町中区の「のぎく療育園」。ベッドは六十床で、重度障害児が入院する。
中尾院長によると、知人の医師に「当直医が足りないので手伝ってほしい」と頼まれ、約五年間不定期に勤務。一回約四万円の報酬を受け取っていたが、社総合病院の許可を得ていなかった。
中尾院長は「副業に当たるとの認識はあったが、人手不足で困っていると請われ、断り切れなかった」と説明。加東市の山本廣一市長は「寝耳に水。対応を考えたい」と話している。
同園は「過去に中尾さんが当直をしたことはあったが、詳しいことは話せない」としている。
(2/7 09:06)
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