アスペルガー症候群 これが本当の話

アスペルガー症候群を知らないくせに診断を与える無知な心理士

論文上の「ニキリンコ」は特定出来ない。そのニキリンコが流したガセネタを糺すブログ

「ニキリンコ」
商売のため、出版社花風社の浅見淳子上智大准教授の浅見昇吾が作り上げた自閉症キャラ

アスペキャラの「泉流星」「ジョン」も同様 2008年10月ブログ参照

2009年2月5日(木)

テレビ

このブログの主題は2009年1月29日の【花風社 浅見淳子】にあります。お仲間に是非こんな話があると電話を入れて下さい。

私は立体視している。それこそ、アリの顔まで判別するのかと思うほど細かい物まで立体視している。

しかし、同時に、あの昔々のブラウン管式の白黒テレビを見ても綺麗に立体として、さらに色も付いて(付いた気になって)見ていた。

当時の子供番組「ブー・フー・ウー」から「ひょっこりひょうたん島」まで、本当のカラー放送になるまで色が付いた気でいた。
テレビは私にとって、現実であり、すべての知識の源であった。
母にスイッチを切られるので、しぶしぶ見るのを止めるが、母が居なければ心ゆくまでテレビを見ていられた。

ある時(小学4年冬)、新聞にテレビは平面画像だ、と書いていたので本当にビックリした。
将来は立体画像のテレビが出来るらしい。そう言われて、テレビを斜めから見たり、下から見上げたりしたら、確かに、
テレビの表面のガラスの所に絵が映し出ていて、平面画像と言う意味が分かった。
それでも、十分立体画像もどきとして、それからもテレビを楽しんでいた。

妻は、それを「過剰な立体視」と言う。
あまりに視覚に関する能力が高すぎて、平面画像も敢えて立体に変換しているのでは無いかという仮説である。

たしかに、老眼が進み目が悪くなると同時に、私の現実の世界が平面的になってきた。
自閉症の子供たちがテレビに飽きることが無いのは、こんな所に原因があるような気がする。

ちなみに立体視が苦手な妻は、テレビをほとんど見ないし、興味を示さない。

分かる人も分からない人もリンクの一番下の行をポチットね。

作成者 Chip : 2009年2月5日(木) 07:33 [ コメント : 14]

コメント

うちの旦那が「過剰な立体視」です。
平面も立体に見えるらしく、テレビを見ているとその場にいるような錯覚(?)を起こすらしいです。
何を見ても見えていないはずの裏側まで見えるそうです。
旦那は絵を描くと奇怪な生き物になってしまってうまく描けないと言うのですが、平面視ができないためにそうなるのだろうと思います。

旦那は依存症か?と思うくらい、ずっと映像を見ています。
自宅ではパソコンやテレビで、外出先ではDSや携帯で。
最近は家族でデパートなどに行くと、駐車場の車内に1人で残って、ずっとDSをしています。
映像への過剰な執着が過剰な立体視の為に起こっていると考えると、納得がいきます。
ちなみに、私は映像のない生活に全く支障がありません。

今まで、旦那と同じような物の見え方をすると書かれている人は見かけたことがなかったです。
面白いですね。

投稿者 卵畑 [URL]  : 2009年2月5日(木) 09:00

おっしゃる立体視というものがどういうものなのか、詳しい説明をありがとうございます。
やっとわかりました。
これならわたしにもどういうものかわかります。
わたしは疲れてきて意識が集中出来ない状態になったとき、又は物を視るときに(たとえば文字などを読み取るために)意識を集中しなければ(漠然と、自然な状態で)こういう状態です。
黒い文字に色がついて浮き出てくることもあります。

集中して情報を読み取らなければならない場合は非常に邪魔ですが、それ以外の時なら面白くて飽きません。

投稿者 笛  : 2009年2月5日(木) 09:34

昨日見たNHK「解体新ショー」で「共感覚」というものが取り上げられてました。
字を見ると色が見える・音を聞くと色や臭いがする・・・等といったものです。
MRIで脳を調べたら、大多数の人が音を聞くと聴覚野メインで活性化するのに、共感覚の人は他の分野も活性化してました。
生後まもなくの赤ちゃんは共感覚があり、3ヶ月を過ぎるとその感覚のつながりが整理整頓される、と推測されているみたいです。

ひょっとしたら、見え方や感じ方に違いがある場合は、びっくりするくらい脳の他分野同士が連携していた、という事になっているのかもしれませんね。

昨日の時点で再放送だったので、アンコールとかスペシャルでもないと、もう放送されないかもしれません。
あ、でもNHKは一度取材したネタをいろんな番組でリメイクして使い回ししているので、サイエンスゼロの様な科学番組でも取り上げるかもしれませんね。

投稿者 さるたこ  : 2009年2月6日(金) 01:40

それからすると、ここは、リンコに吐き気をもよおす「共感覚」を持つ連中の集いの場だな。

投稿者 Chip  : 2009年2月6日(金) 05:44

さるたこさんへ

「共感覚」というものがあるんですね。
人と話しているとき、背景に色が見えることがあり、自分の脳の中でいったい何が起きているんだろうと疑問だったんです。
参考になります。

Chipさんへ

>リンコに吐き気をもよおす「共感覚」

私は吐き気は起こさないです。
ただ、リンコさんの本は、自分にも息子にも役立ったという経験がありません。
こちらのブログは読みやすく得るものが多いので、お邪魔させてもらっている次第です。

投稿者 卵畑  : 2009年2月6日(金) 10:38

卵畑さん
興味深いので質問させて下さい。
人の声を聞くと色を感じる、ということですか?
それとも、人の声を聞くとその人の背景に色が見えるということですか?

投稿者 笛  : 2009年2月6日(金) 11:07

数字を連想すると色つきなのも共感覚?
1→白黒 2→黒と黄色 3→水色 4→赤 5→黒、6→グレーみたいな?
調べてみよう

投稿者 クロム  : 2009年2月6日(金) 13:09

笛さんへ

感じるのか、見えるのか・・・自分でもよくわかりません。
背景に色が見えるのですが、感じて頭にイメージするから重なって見えるのかもしれず。
突然色が出現してそれを見ているのか、感覚が色を作り出して見ている気になっているのか、はっきりしません。
そして、声と色がつながっているのかも曖昧です。
いつも必ず見えるわけではないので、別の刺激が影響している可能性もあると思います。

投稿者 卵畑  : 2009年2月6日(金) 19:45

共感覚に関する、とても参考になる(と自分は思った)YouTubeを2本紹介したのに消されちゃった。英語だから? ああ、残念。私が自分で字幕つけられればよかったのに!

投稿者 今度も消す?  : 2009年2月6日(金) 20:34

色々な情報が飛び込むから、一言説明書きを入れてね。

投稿者 Chip  : 2009年2月6日(金) 20:47

ごめんなさい。「共感覚」という言葉に反応してあせってたのと、うまく言葉にできないからとにかく観るだけ観てもらおうと思って、いきなりあんなことに。
私が送ったYouTubeの一本目は、アスペルガーでサヴァンのイギリス人、ダニエル・タメット氏のドキュメンタリー番組です。彼は数字が形に見える人で、二本目は音に色がついて聞こえる(というのか見えるというのか)スイスの女性の話です。彼女が会った人たちの中には、言葉に味覚がついている人もいて、「共感覚」にもいろいろあるのだなと思いました。
TV番組なので内容はさほど専門的ではありませんが、日本語字幕がないのが残念なのです。でも多少なりとも「共感覚」をもっている人なら「共感」を覚える内容ではないかと思ったので、こんなのがあるとご紹介したかったのです。もう一度送って良いですか?

投稿者 今度も消す? 改め、シーカー  : 2009年2月7日(土) 07:20

きっちり送って下さい。

投稿者 Chip  : 2009年2月7日(土) 07:45

ではダニエルの話から。1/5~5/5まであります。
http://www.youtube.com/watch?v=AbASOcqc1Ss&mode=related&search=
http://www.youtube.com/watch?v=WfoGsXYLxcs&fmt=18
http://www.youtube.com/watch?v=o7oEdE2XjXE&fmt=18
http://www.youtube.com/watch?v=UqLzoiVzEY8&fmt=18
http://www.youtube.com/watch?v=qMz3gjl9x-M&fmt=18

エリザベス (スイスの女性)の話
http://www.youtube.com/watch?v=1R_A4tUMOtI&feature=related

以上です。

投稿者 シーカー  : 2009年2月7日(土) 08:12

付け足しです。エリザベスは音に色だけでなく味も感じているし、文字に色も感じます。

投稿者 シーカー  : 2009年2月7日(土) 08:32

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