浅間山噴火後わずかに収縮 防災科研が観測

 防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は6日、浅間山(群馬、長野県)で2日に起きた小規模噴火の後、山体のわずかな収縮を観測したと発表した。
 山頂から北に約10キロ離れた群馬県嬬恋村に設置した傾斜計が、2日午前1時51分の噴火後、約30分にわたって変化をとらえた。
 変化は、1キロ先の地面が0・04ミリ動く程度の、ごくわずかな大きさ。噴火によって地下のマグマなどが放出され、山体が収縮したと考えられるという。
 同研究所は「今回のデータを基に、放出したマグマの量を推定し、地下にどれだけマグマが残っているかを研究すれば、今後の噴火の予測にも役立つ」としている。
2009年02月06日金曜日


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