履歴書：原島文雄
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勤務先
〒１０１−８４５７ 東京都千代田区神田錦町２−２
東京電機大学 教授
原島文雄
Eメール：f.harashima@cck.dendai.ac.jp
Eメール：f.harashima@ieee.org
学歴
１９６２年３月 東京大学工学部電気工学科卒業
１９６４年３月 同 上 大学院工学系研究科 電気工学専攻修士課程修了 工学修士
１９６７年３月 同 上 大学院工学系研究科 電気工学専攻博士課程修了 工学博士
職 歴
１９６７年４月 東京大学生産技術研究所 助教授
１９８０年８月ー１９９８年３月 同 上 教 授
１９９２年４月ー１９９５年３月 東京大学生産技術研究所 所 長
１９９５年４月ー１９９９年４月
文部省宇宙科学研究所 客員教授
１９９５年４月ー1998年3月 早稲田大学客員教授
１９９５年１月ー1998年3月 CNRS（フランス科学技術庁）主任研究員（併任）
１９９５年１１月ー1998年3月 香川大学教授（併任）
１９９８年４月ー 2002年３月 東京都立科学技術大学
学長
２００２年 ４月 ー 東京電機大学 教授
2000年4月― 東京大学名誉教授
2002年ー2004年 韓国科学技術大学（KAIST)外国人教授
2003年 東京都立科学技術大学名誉教授
2004年6月ー2008年6月 東京電機大学 学長
研究歴
１９６７年 〜現在 パワーエレクトロニクスに関する研究
１９６７年 〜現在 制御工学およびメカトロニクスに関する研究
１９８０年 〜現在 ロボット工学に関する研究
１９９０年 〜現在 インテリジェントメカトロニクスの研究
上記の分野において、世界的に研究のリーダーとして活躍し、学会活動においても国際的に指導的立場にある。
受賞
上記の研究に関しての受賞の主なものは次のとおりである。
１９７８年 計測自動制御学会 論文賞
１９８３年 電気学会 論文賞
１９８４年 IEEE Anthony J.
Hornfeck Award
１９８８年 IEEE
Fellow
１９８８年 IEEE
Eugene Mittelmann Outstanding Achievement Award
１９９０年 計測自動制御学会 Fellow
１９９３年 電気学会 産業応用特別賞
２０００年 IEEE Third
Millennium Medal
２００３年 電気学会 功績賞
2005年 教育功労賞オフィシエ（フランス共和国）
2005年 日本ロボット学会 Fellow
原島賞
上記の研究に関連して、下記の3つの ”HARASHIMA AWARD" が設立された。
１．”Fumio Harashima Mechatronics Award”、Institute of Control and Automation
Engineers （Korea) 2003−
２．”Fumio Harashima Best Paper Award"、IEEE International Confrence
on Emerging Technology and Factory Automation、2005−
３．”IROS Fumio Harashima Award”、IEEE/RSJ International Conference
on Intelligent Robot and Systems、2006−
学会活動
上記の研究に関連した学会活動の中、主なものは次のとおりである。
１９８４―８５ 電気学会編集理事
１９８５―８６ 計測自動制御学会理事
１９８５ IEEE Industrial Electronics Society, Vice President（副会長）
１９８６ー８７ IEEE Industrial Electronics Society , President（会長）
１９９０ IEEE Board of Directors, Member
１９９０ IEEE Executive Committee, Member
１９９０ IEEE Secretary （総務副会長）
１９９０―９１ ロボット学会理事
１９９２ 電気学会理事、産業応用部門長１９９４ 電気学会理事、東京支部長
1９９５ー６
Editor-in-Chief, IEEE/ASME Transactions on Mechatronics (Founding Editor)
１９９８− 日本ディススタンスラーニング学会副会長
１９９８− 高速信号処理応用技術学会 会長
２０００ 電気学会 会長代理
２００１− Editor-in-Chief, IEEE Transactions on Industrial Electronics
２００１ 電気学会 会長
２００５− 日本学術会議 会員
研究業績にもとづき、多くの国際会議を新たにおこし、組織した。おもなものはつぎ
のとおりである。
IPEC: International Power Electronics Conference
1983 Program Chair
1990 Organizing Chair
1995 Honorary Organizing Chair
IEEE/IECON: 1984 General chair
IEEE/IROS: Intelligent Robot and Systems
1988 Organizing Chair
1989-present Honorary Organizing Chair
IEEE/IJCNN: International Joint Conference on Neural Networks
1994 Honorary Organizing Chair
IEEE/ICRA: International Conference on Robotics and Automation
1995 Organizing Chair
IEEE/ASME International Conference on Advanced Intelligent Mechatronics
1997 Organizing Chair
IEEE International Conference on Intelligent Transportation Systems
1999 Organizing Chair
IEEE International Conference on Systems, Man and Cybernetics
1999 Organizing Chair
IEEE/IECON’2000: Organizing Chair
教育歴
１９６９年ー１９９８
東京大学大学院工学系研究科電気工学専門課程において教育に従事。
制御システム論、電力変換工学、電気機械特論、ロボット工学の授業を担当。
多数の修士、博士を送りだした。このなかには、多数の外国人もおり、現在、世界
中で活躍している。
この間、国内においては、東京都立大学、徳島大学、愛媛大学、九州工大、広島大学、岡山大学、名古屋大学、室蘭工大などで非常勤講師として教育に従事。１９９５年からは、香川大学教授を併任し、新しい工学部の設立に際して、その基本理念の作成、人事計画などを行った。
国外においては、アーヘン工大、ミズーリ大学、ローマ大学、パドバ大学、クイーンズ大学、バンデアビルト大学、ルンド大学、レニングラード工科大学、カリフォルニア大学、カリフォルニア工科大学、ブダペスト工科大学、ワルシャワ工科大学、イスタンブール工科大学、ボアジッチ大学、マドリッド工科大学、ノルウェー工科大学、ローザンヌ工科大学、バンデアビルト大学、ソウル大学、全南大学、韓国科学技術大学、光州科学技術大学、釜山大学、香港大学、上海工業大学、サンパウロ大学、ワイオミング大学、東明大学、国立シンガポール大学など多数の大学で講義をおこなった。
企業との共同研究 (主なもの)
日立製作所、東芝、三菱電機、富士電機、東洋電機、電元社、トヨタ自動車、矢崎総業、リコー、東北電力、川崎電気、電々公社、国鉄、住友重機、アマダ、など多数。
主な外部研究資金
‐学術振興会 未来開拓事業「電磁波雑音の低減」約 5億円、1999−
‐科学技術振興事業団 さきがけプロジェクト「相互作用と賢さ」約１０億円 , 2000−
‐科学研究費 多数
その他
社会的貢献としては、主なものは、次のとおりである。
１９６９ー１９７３ 通産省大形プロジェクト「電気自動車」幹事会委員
１９６９ー１９７０ 大平首相私的諮問委員会「科学技術の史的展開」委員
１９８１ー１９８２ 文部省学術審議会専門委員（科研費審査委員）
１９９３ー２００１ 文部省宇宙科学研究所運営協議会委員
１９９６ー２０００ 宇宙開発委員会「技術評価部会」副部会長
１９９６ー 「ITS推進委員会」委員長（建設省）
１９９６ 香川県科学技術振興協議会会長
１９９７ー IMS 推進委員会委員(通産省)
１９９７ー IMS 最高顧問会議メンバー(通産省)
１９９９− 学術振興会未来開拓プロジェクト推進委員会委員
２０００− 科学技術振興事業団 さきがけプロジェクト研究総括
２００１− 文部省宇宙科学研究所評議会 副会長
海外では、次のようなものがある。
１９９５ー１９９８ フランス科学技術庁主任研究員
１９９５ー９６ 国立シンガポール大学顧問委員会委員
１９９５ー９６ 香港大学顧問委員会委員
１９９６ー９９ スペイン科学技術庁顧問委員会委員
１９９７― 光州科学技術大学客員教授
２００１− サバンチ大学(トルコ) 客員教授
2002-2004 韓国科学技術大学（KAIST)外国人教授
福田敏男先生（名古屋大）が、文雄についてロボット学会誌に書いた記事