岡山放送局

2009年2月6日 20時17分更新

タラの芽の収穫出荷が最盛期

本格的な春の訪れを前に、岡山県美作市では、天ぷらの材料などとして使われるタラの芽の収穫が、最盛期を迎えています。

美作市は、県内でも有数のハウス栽培によるタラの芽の産地で、10戸の農家があわせて1.7ヘクタールで栽培しています。

このうち、美作市馬形の渡辺義秀さんのおよそ200平方メートルのハウスでは、長さ10センチほどの原木からタラの芽が芽吹き、収穫の最盛期を迎えています。

渡辺さん夫婦は育ち具合を確認しながら、6センチから7センチほどにのびた黄緑色の新芽を1本ずつ切り取って収穫していました。

収穫したタラの芽は、大きさごとに仕分けして50グラムずつパック詰めにして、岡山市や津山市に出荷されていて、一部は地元の農産物直売所でも販売されています。

美作市のタラの芽の収穫は、本格的な春が訪れる4月上旬まで続けられ、ことしは市全体でおよそ1万2千パックの出荷を見込んでいると言うことです。