岡山放送局

2009年2月6日 13時16分更新

ごみ有料化初日は34%減


岡山市ではごみを有料の袋に入れて出すことを義務づける制度が今月から始まりましたが、制度開始後、初めての収集日に集められたごみの量は、去年の同じ時期に比べて34パーセント少なくなったことがわかりました。

岡山市では市内で出るごみの量を減らすため、「可燃ごみ」と「不燃ごみ」を出す際、市が指定する有料の袋に入れることを義務づけるごみの有料化制度を一部の地域を除いて今月から導入しました。

岡山市によりますと、制度開始後、最初の可燃ごみの収集日となった今月2日と3日に集められたごみの量は、あわせておよそ980トンで、去年の同じ時期に比べて500トン余り、率にして34パーセント少なくなったことがわかりました。

一方、市が指定するもの以外の袋で出されていたごみの割合は、5パーセント以下だったということです。

岡山市環境事業課は「有料化が始まる前の週に駆け込みでふだんより多くのごみが出されたので単純に比較できないが、ごみが少なくなったことは歓迎できる。今後も、市民に対して分別の徹底などを呼びかけ、ごみの減量化に務めたい」と話しています。