岡山放送局

2009年2月6日 13時16分更新

介護現場体験事業実施へ


仕事を失った人が福祉や介護の分野に就職するのを支援しようと、岡山県は、こうした仕事を失業者に体験してもらう職場体験を行うことになり、参加者を募集しています。

特別養護老人ホームなど、福祉や介護の現場では慢性的な人手不足が続いており、景気の悪化で仕事を失った人が新たな働き手となることが期待されています。

このため県では、仕事を失った人たちに福祉や介護への関心を深めてもらうことで、これらの分野への再就職を促していこうと職場体験の事業を行うことになりました。

対象は県内に住む仕事を失った人50人で、岡山市や倉敷市などの特別養護老人ホームで今月16日から来月31日まで、平日を中心に介護の補助や清掃などの作業にあたり、参加者には1時間あたり800円の手当が支給されます。

参加を希望する人は、指定の申込書に失業したことを証明する書類を添えて、郵送か直接持参して今月10日の午後5時までに県に提出する必要があり、郵送の場合は必着となっています。

問い合わせ先は岡山県施設指導課で、電話番号は086−226−7321です。