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2009年2月5日(木) 19:20 |
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医学と工学が連携して抗がん剤を
医学と工学が連携して抗がん剤などの開発を目指すシンポジウムが、岡山市で開かれました。
これは岡山大学が開いたもので、国内外のがんや感染症の薬の研究者約100人が参加しています。 最近は、医学部と薬学部だけでなく工学部のバイオテクノロジーの分野とも連携して、がんの治療薬の研究を行う例が増えていて、新たな領域として期待されています。 岡山大学工学部でも、狙った細胞に特異的に薬を送り込むドラッグデリバリーシステムと呼ばれる分野の研究が盛んです。 シンポジウムでは、現在、抗がん剤として多く使われている「シスプラチン」という薬をがん細胞だけに送り込む方法が発表され、これを利用すれば健康な細胞への副作用が少なく、抗がん剤の効果も高まるなるなどの利点が紹介されました。
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