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2009年2月5日(木) 19:20 |
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西大寺会陽「宝木取り」
今月21日に行われる西大寺会陽に向けて、宝木の原木を取りに行く「宝木取り」が行われました。
午前0時、宝木取りに向かう9人の使者が、会陽の舞台となる西大寺観音院を出発しました。 一行は菅笠に手甲脚半、草履履きという古来からの出で立ちで、約3キロ離れた芥子山中腹の無量寿院を目指します。 厳格な行事のため、道中は無言で、提灯の明かりを頼りに冬の夜道を40分間足早に歩きます。 無量寿院に到着すると、本堂では宝木の原木への祈念が行われました。 このあと使者は、宝木の原木が納められた挟箱を受け取り、西大寺観音院に持ち帰りました。 原木は削って宝木に形を整えられ、今月21日の深夜に本堂の御福窓から裸の群れに投下されます。
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