県警・振り込め詐欺対策会議
(福岡県)
振り込め詐欺に対して福岡県警は摘発だけでなく、被害の未然防止も目指しています。5日は金融機関を集めた対策会議を開き被害者への声かけをするなどの協力を要請しました。会議には、福岡県内に店舗を置く九州各地の銀行や郵便局などの金融機関56社が出席しました。県警からは、千葉県の銀行がATMの近くで携帯電話が使えないシステムを導入したことなど全国の防止策の例が紹介されました。そして、被害者と見られる顧客には声かけをするなどの協力を呼びかけました。県内の振り込め詐欺の件数は、去年は580件で前の年より92件減っています。しかし、被害総額はおよそ6億円で逆に1億1千万円余り増えており1件あたりの被害が大きくなっています。
[ 2/5 16:45 福岡放送]