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最終更新:2009年2月6日(金) 4時48分

友人・姉の卵子提供で出産、2件

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 全国20の不妊治療クリニックで作る「日本生殖補助医療標準化機関」=JISART(ジスアート)が、友人や姉など第三者から卵子の提供を受けた体外受精で2人の赤ちゃんが誕生したことを明らかにしました。

 第三者から卵子の提供を受けて子どもを出産させたのは、福岡のセントマザー産婦人科医院と広島のハートクリニックです。

 セントマザー産婦人科医院では37歳の女性が「姉」から卵子の提供を受け、また、広島のハートクリニックでは45歳の女性が「友人」から卵子の提供を受け、体外受精でそれぞれ男の子を出産したということです。

 友人から卵子提供を受け、子どもが生まれたことが明らかになったのは初めてです。

 第三者からの卵子の提供については、厚労省の部会が2003年に「匿名」を条件に認める報告書をまとめましたが、法制化の動きが止まっています。

 JISARTでは「無報酬で匿名の第三者から卵子提供を受けるのは難しい」として、友人や姉妹からの提供を認める独自のルールを作っており、さらに2組が実施の準備に入っているということですが、波紋を広げそうです。(05日21:26)



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