北海道新聞　道新スポーツ　Hokkaido Shimbun Press

　全国中学スキーは４日、岐阜県高山市で開会式を行った。競技は５日から３日間、ほおのき平スキー場など同市内の３会場で実施され、４３都道府県から９４２人が出場。道内からは５９校７９人が出場する。

　アルペン男子は成田秀将（恵庭恵北）が回転で連覇を狙う。女子も吉原真子（士別）小川彩也香（留萌北光）らが表彰台を目指す。

　ジャンプは史上初の３連覇を狙う清水礼留飛（れるひ）（新潟・妙高高原）に、佐藤正棋、幸椰（ともに石狩花川北）兄弟らが挑む。男女混合だが、女子の伊藤有希（下川）は世界ジュニア選手権（スロバキア）と日程が重なり参加しない。

　清水は複合でも優勝候補の筆頭。岸部冠（かぶ）（札幌西岡北）ら道内勢がどこまで食い込めるか。

　距離男子は石川潤（鷹栖）石川謙太郎（当麻）ら実力派がそろった。女子は全道でクラシカルとフリーの２冠を達成した青嶋ひかる（美瑛）に注目が集まる。

　会場はアルペンがほおのき平スキー場、ノルディックは鈴蘭（すずらん）シャンツェ、鈴蘭高原クロスカントリーコース。