北海道新聞　Hokkaido Shimbun Press

　旅行会社の普門エンタープライズ（札幌）は二十日から二泊三日の予定で、歩きながら自然や文化を楽しむモニターツアー「とかちロングトレイルツアー」を行う。

　ロングトレイルは、健康や環境への関心の高まりから、「歩く観光」として注目されている。

　ツアーは、帯広のＮＰＯ法人「コミュニティシンクタンクあうるず」などと共同で企画した。内閣府の「地方の元気再生事業」と連携し、参加者にはアンケートに協力してもらう。

　ＪＲ札幌駅発着で帯広などを訪れ、旧狩勝線跡地や然別湖付近を歩くスキーで計約十四キロの散策を楽しむ。ガイドの案内付き。二十日に帯広で開かれるロングトレイルの普及を図るシンポジウムにも参加する。

　先着三十人。旅行代金はバスや宿泊、食事代などを含み一人二万二千円から。申し込みは十三日までに同社（電）０１１・２２１・２３２６へ。