午前中に到着予定の
PS2ジャンク本体
のみ20台が午前9時に到着
さてさて修理(笑)
まずは修理が難しそうな本体から修理
20台中なんと5台は電源そのものが立ち上がらない(汗)
残りの15台は午後2時頃までにはすべて修理完了
まずは電源が立ち上がらないのでは問題を解決、出来ないので
まずはすべての基盤をすべて
テスターを使って
どの部分が逝ってるか確認
5台中2台は電源基盤の部分のコンデンサーが
死亡
5台中2台はメイン基盤の35・50のヒューズが死亡
5台中1台はエモーション・エンジンの周りが改造
失敗による死亡
とりあえずコンデンサーの在庫がないので
大阪の
でんでんタウンにある
シリコンハウスでコンデンサーとヒューズ購入
お買い上げ金額は35・50の4個
セットでそれぞれ100円
全部でわずか200円
それとコンデンサーも10個、購入
それでも1個、30円なので全部で300円(笑)
合計金額500円
昔なら死んでる部分のコンデンサーを入れ替えるとかが
修理の代名詞になっていたが今ではどこの
メーカーもやっていません(汗)
但し例外もあります
例えばワンルーム・
マンションなどで搭載されている
湯沸かし器などは電源基盤のヒューズが死んでいるだけで
お湯が出てこず永遠にお水のまんまです
そのヒューズ部分が死亡しているとなぜお湯が出てこないかは
簡単です
ヒューズをショートさせてその火花でガスに引火して
お湯が出る仕組みになっているので・・・。
部品代は20円から50円位です
さてさて本題に入ります
問題のヒューズ交換
まずははんだ吸取り機でショートの原因になるはんだ部分を吸取ります
その後、ヒューズとコンデンサーを指し直すだけでいいのです
但しそこではんだが不十分だったりすると某ゲーム機のように
はんだボールだらけのメイン基盤になる可能性が大ですので慎重に
はんだを取付けましょう
ここで動作確認します
5台中5台とも電源は立ち上がりますがなぜか駆動ブロック周辺から
ガガガ・ギギギなどの嫌な音が発生しますが
これは直すことが出来ます
そこで洗浄、分解後、組み直す
ついでにトレーが出る時にトレーがスムーズに出て来ないので
ゴム
ベルトを交換します
ここで使うのはNo16のゴムですがこれは100円です
ダイソーなので売っています
但し購入するゴムはNo16です(間違えないで下さいね)
ゴムを新品に替える事でゴムの緩みがなくなり
スムーズにトレーが出て来ますのでご安心下さい
ついでに
ピックアップの出力も最適地に戻します
そこで動作確認
5台中4台はすべての
メディアの読込みを確認しました
残り1台は全てのメディアで読込みが出来なかったのでここで
駆動ブロックの高さ調整します
今回、高さ調整をした型番はSCPH-18000
初期型のPS2です
初期型の高さ調整は簡単です
ダイヤル部分に○の刻印がされている刻印を駆動ブロック側から
見て45℃ぐらいの角度で最適地に戻すことが出来ます
そこで動作確認
すべてのメディアのディスクが認識しました
これでPS2ジャンク20台は全て修理する事が出来ました
腕に自身のある方はトライしてみては・・・。
でも故障してもご自身の自己責任にて
それでは皆さん
失礼します