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日米共同警護訓練 駅前で反対を訴え2009年02月05日 テロ攻撃などから基地を守ることを目的に岩国市の米軍岩国基地で陸上自衛隊と米軍による共同の警護出動訓練が4日に始まったことを受け、県平和委員会は同日夕、JR岩国駅前で市民らに訓練反対を訴える街頭活動をした。 筆頭代表理事の久米慶典県議(共産)ら同会の約20人が参加。「国民を守るべき自衛隊による米軍基地の防衛は、国民を敵視・監視することになる」などと記した訓練への反対を呼びかけるビラを通行人らに配布した。また、久米県議らがマイクを握り、「基地を日米が共同で守るのは憲法違反の集団的自衛権行使に踏み込むものだ」などと強調、「自衛隊の海外派兵につながる訓練に反対しよう」などと訴えた。 警護出動は、01年の自衛隊法改正で自衛隊の任務に加わった。岩国基地での共同訓練は04年度から年1度のペースで行われている。今回は陸自から海田市駐屯地(広島県海田町)の第46普通科連隊の約200人が参加、6日まで訓練が続く。
マイタウン山口
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