2009年2月5日 19時52分更新
未成年者の喫煙を防ぐための対策を話し合う協議会が5日岡山市で開かれ、タバコを売る際に未成年者がタバコを買わないよう、年齢確認を徹底する必要性が報告されました。
この協議会は、未成年の喫煙防止について話し合おうとたばこ販売会社などが開いたもので、たばこを販売する組合や警察などの関係者およそ20人が参加しました。
協議会では、たばこの販売会社の担当者が、自動販売機でたばこを買うときに成人かどうかを識別するカード「taspo」について説明し、県内では「taspo」の普及率が喫煙者全体の30パーセントにとどまっていることを報告しました。
この結果、自動販売機ではなく販売店で直接、たばこを購入するケースが増えているということで、警察では購入者への年令確認の徹底や万引きの防止対策を行う必要性を報告しました。
協議会では今後もそれぞれの関係機関が連携し、未成年に喫煙させない環境をつくっていくこと改めて確認しました。