(cache) 屋根裏部屋の雑記帖。

　正月の活字に埋るる至福哉

2009/01/04(Sun)

季語：正月【しょうがつ】：新年：2009

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　平成２０年（２００８）夏の句会

2008/12/26(Fri)

8月4～6日、草津にて句会合宿がありました。参加予定でしたが直前に祖父が亡くなったため欠席。連続欠席記録更新してしまったのが残念でなりません。

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兼題①「裸」

夏闇の背な滑り落つ雫かな

この兼題で作った一連の句をみると、初期に微妙にお下品というかいいのかそれで？的なものが作ってあって（ブログ上に載せるのどうしようと悩むような／笑）、その後これじゃいかんと方向転換してました。とりあえず行水のイメージから始めて、直接的な単語を抜いていきました。そうしたら最終的に見ようによっては他の色っぽい意味にも取れるような曖昧さになったような。季語は「夏闇」。

兼題②「日記」

団扇手に「いつもどおり」と綴りけり

日記を書いている内容付きの句を数句作ってみてました。これはそのうちの最後にできた句で、いつもどおり～がすんなり出てきたのですが、上五が決まらず。とりあえず季語を探していたら団扇の項でぽっと、団扇を片手に、窓際の文机前に片足は縦膝で、斜めに座って…というイメージが浮かんできました。それでも上五は「団扇持ち」「団扇手に」「団扇片手」「団扇片手に」という具合に悩んでました。個人的には「団扇片手に」が好きなのですが、頭でっかちな字余り句を提出する勇気がなかったので、字数合うのを選んでおきました。日記に対するテキトー具合がよく出てていいかなぁと、わりと気に入ってます。季語は「団扇」。

自由題

夏の夜の畦のぽちょぽちょぽちょりかな

実景の句。夜の犬の散歩で田圃のわきの道を通ると、進んでいくやや前方で順番にカエルが跳び込んでいきます。それこそ前に作った「そこのけそこのけお犬が通る」状態。擬音語に大きく字数をさく句は良く作るのでわりと正体ばれやすいかなーと思わないでもなかったですが、今年はポニョの年だったからまあいいかと勝手に意味不明な納得をして出すことにしました。季語は「夏の夜」。

自由題その２

二十年目にして柿の花見哉

こちらも実景の句です。柿の木のそばに住み始めてから約二十年（四捨五入）。そして俳句を始めて、柿も花があるらしいと知ってから（＠歳時記）数年。毎年そろそろ花の時期だろうかという少し前に思い出して、今年こそはと思いつつ見逃してました。今年はようやく実物を見ることができました。感無量だったのでとりあえず一句。季語は「柿の花」。

合宿に不参加だった今年の夏は、吟行も席題もしなかったおかげで作った俳句の数がぐんと減りました。といっても、春から現在（年末）に至るまで同じ傾向なので、今年はそういう年だったんだろうと思うことにします。

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　クリスマス２３時のホール食い

2008/12/25(Thu)

季語：クリスマス【くりすます】：冬：2008

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　旅支度したる棺の蝉時雨

2008/08/12(Tue)

季語：蝉時雨【せみしぐれ】：夏：2008

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　冷房の喜色満面初稼働

2008/07/18(Fri)

季語：冷房【れいぼう】：夏：2008

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　平成２０年（２００８）春の句会

2008/05/31(Sat)

5月11日（日）、春の句会が研究室で行われました。が、体調不良のためメール投句のみの参加になりました。いえ別に宗匠が嫌だから欠席したわけではございません（笑）。日頃の不摂生がたたりまくってここのところ免疫落ちてるようです。毎月風邪引いてたんじゃ商売上がったり。夏に向けて体力増強がんばってみようかなとちょっぴり思ってます。それにしても二場所連続で欠席するのは初めてのような。

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兼題①「公園」

てふ二匹アスレチックに遊びけり

久々にアスレチックのある公園を通りすがった時の実景。特にひねりも何もなく、単語もつきすぎかなぁと思いつつ、でも一番無難だったので。季語は「蝶」。

兼題②「種or芽」

しずやしずしずの苧環芽吹きけり

静御前の「しずやしずしずの苧環繰り返し昔を今になすよしもがな」を本歌取り。表向き、苧環の芽が出たよーというだけの句ですが、本歌を踏まえて（静御前のような）恋の始まりを予感させてみたり。季語は「苧環」。

自由題

わかつたと云ひつつ起きぬ昼の春

ちょっと実景。弟が年をおうごとに起こしても起こしても起きなくなってきたのですが。季語は「春」。

席題「母」

「さくらさきましたそちらはとうてすか」

母の日だからこの席題なんだろうなぁと思います。私は句会のために一日早く決行しました。無駄になりましたが。…と、雑談は置いておいて。携帯電話のメールに不慣れな母親演出してみました。桜にかこつけて子供の様子伺いをしてみたは良いものの、漢字変換及び句点読点濁点を使う技術はまだない模様。
余談ですがうちの母はここまでひどくないのですが、打つのが遅い＆面倒くさいという理由で自分ではめったにメールを打ちやがりません。ほぼ人任せor電話です。遅いなりに練習しないと早くなりようがないでしょうに。季語は「さくら」。

席題「全漢字」

写生帳黒髪麝香連理草

時々作ってみますけれど、意識して作ろうとしてみると全く出てこないですね。とりあえず歳時記（×２）をぱらぱらとめくりつつ目に付いた漢字の季語を軸に作ってみる作戦を決行。音数が多くて良い字面の麝香連理草を見つけて後は良い雰囲気になりそうな単語を並べました。麝香連理草はスイートピーの別名。頭の中のＢＧＭは赤いスイートピー（笑）。ちなみに花言葉が「門出・思い出・別離」だそうです。わりとテキトーに作った割にはお気に入りの一句。季語「麝香連理草」。

今回、席題以外のコメント短っ！

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　秋高し野球蹴球河川敷

2008/05/29(Thu)

季語：秋高し【あきたかし】：秋：2007

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