大阪のカトリック教会の74歳の神父が女性信者(43)にキスをするなどのわいせつ行為を繰り返していた疑いで逮捕された。神父は女性の娘の小学生にもキスをしていたということで警察が余罪を調べている。強制わいせつの疑いで逮捕されたのはカトリック大阪大司教区茨木教会の神父、井上博嗣容疑者で5日午後、教会の捜索が行われた。井上容疑者の直接の容疑は女性信者に「愛しています」と言いながら、キスや抱きつくなどのわいせつ行為を繰り返した疑い。教会が内部調査を行ったところ、被害は7年前から続き、小学6年の娘もキスをされたという。井上容疑者は2つの教会で布教活動を行っていたほか、大学の学長や非常勤講師を務めていた。調べに対し井上容疑者は「行為に間違いありませんが、わいせつ目的ではありません」と話している。他にも被害の相談があることから警察で余罪を調べている。 (02/05 18:31)