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2009/02/05

グローバリズムは強盗の代名詞

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もうね、完全に詐欺だよ、コレ。そら、国民の90%くらいは経営者じゃないので「減価償却」とか「キャッシュフロー」とか判らないだろうけど、それをいいことに、国民の財産を外資やオリックスに強盗させてヘラヘラ笑ってるんだから、そんなヤツぁ、縛り首にしても足りない。で、もちろんアレです、かんぽの宿問題。



 日本郵政の保養宿泊施設「かんぽの宿」のオリックスへの一括譲渡に鳩山総務相が反対を表明している問題で、譲渡される70施設の土地代と建設費が計約2400億円にのぼることが28日、明らかになった。

 同日行われた民主党のヒアリングで、日本郵政が報告した。
土地代は約300億円、施設の建設費用は約2100億円だった。
というわけで、「赤字垂れ流しで困る」というんだったら、潰して更地にして売っても300億円、まぁ、ここんとこ値下がりしてるんだが、それでも200億にはなるわけだ。そこに立派な施設が建っていて、モノによってはそのまま使える。建物の査定はむずかしいので置いとくが、おいらが注目しているのは
減価償却はどうなってんの? という部分だ。

まぁ、ほとんどの建物が「鉄筋コンクリート」だろうから、耐用年数は47年で計算すると考えてもいい。すると、2100億円かかって建てた物件なので、年間40億円以上の減価償却をするわけだ。ところが、以前は減価償却費を計上してなかった。で、こちらのサイトなんだが、
では、何故、赤字になったのか?
2005年には17億円の黒字になっています。
が、突如として、2006年には約36億円の赤字になる。
「2006年から減価償却費、固定資産税等の金額が含まれるため」(日本郵政)


A氏が言われた通り、『会計方法をいじった、都合のいいマジック』だったのです。
減価償却費を計上すると帳簿上は赤字でも、現金は黒字なのです。事実、かんぽの宿は収支は改善されて、キャッシュ・フローはすべて黒字になっていた。
2005年には、減価償却費を計上してないので17億円の黒字になっているわけです。なぜ、減価償却しないで固定資産税も払わないかというと、「国営」だったからですね。それが民営化されると、減価償却も立てなきゃならんし、税金も払わなきゃならん。で、それをやったら毎年40億円の赤字になります、というのが理屈なんだが、じゃあ、急いで売っぱらえば赤字は出ないのか? そら、毎年40億の減価償却は出ないが、2000億円の特別損失が出ます。

言ってみりゃ、外資という「強盗」に2000億円、かっぱらわれたようなもんだ。で、誰がそんな強盗を連れて来たのかというと、コレですね。答が出てます。「かんぽの宿」、民営化5年後の譲渡は「竹中平蔵氏の指示」
 日本郵政の宿泊施設「かんぽの宿」のオリックスへの一括売却問題を巡り、振角秀行郵政民営化推進室長は5日午前の衆院予算委員会で、民営化から5年間の譲渡・廃止方針について「基本的に(竹中平蔵元郵政民営化担当相の)指示だと思う」と述べた。
育ちの悪いヤツはコレだから困る。で、ケケφといえど、手羽先にしか過ぎないわけだ。その背後にナニがいるのかというと、
経済学者ステイグリッツ氏が以前本世界を不幸にしたグローバリズムの正体の中で暴露していたのは、ある国の公共資産や、国家資産などを「民営化」という美名で「安価に売らせるビジネス」が存在しているという。
そしてそっと多国籍企業が相手国の政府高官にこうささやくのである。「あなたにその価額の10%をコミッションとして支払います。そうすると相手の目がかがやくらしい。
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週刊新潮によれば、「入札」では400億の値を提示しながら降ろされた業者がいたらしい。400億というのも捨て値ではあるんだが、それとオリックスの100億との差額300億としても、さて、誰が盗んで、誰が分け前貰ったのか? さあ、みんな、目をつぶって、盗んだ人は手をあげるように!

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コメント

身持ちの悪いヤツは国まで売るという、「矜持」の問題でしょうか。
「きんじ」とも読むらしいですが。

『嘘はデカイほどバレにくい』 と以前は言ったものですが、
ネット時代にはこの「格言・金言」は通用しませんね w


それにしても、マスゴミどもめッ!
この国家的国民的詐欺(後日、贈収賄も?)事件である
「かんぽの宿・売却疑惑」。
何故、徹底的に追求しない!? ミンスと外資はスルーかいな。
日本経済新聞も、そんな騙した論調を続けると、
そのうち読者が呆れて見放すぞ!
広告収入は減らなくても、確実に読者は減っていく。

夕べラジオで宮崎てっちゃんが盛んに言ってた。
「経済学者や経済評論家は日本郵政の肩を持つ。なんでか?」

ケケ中だけじゃねーよ。まとめて始末してやりたいわ、金があったら(涙)

ネット(疑惑解明)対マスゴミ(疑惑隠蔽)の対決に発展か・・・

昨夜の、「テレビってやつは」という久米宏の番組に竹中が出てましたw
以前から嫌いでしたが、久しぶりに見たら、スッカリ「ショボショボした初老」の姿でしたww
でも、相変わらず「お口は達者」で、やはり気分が悪くなってしまいました(笑)

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20090205-567-OYT1T00072.html?fr=rk


いまだ小泉ヨイショの国売新聞なんですね〜

わかり易くて、イタイっす^^
可笑しくって、餅が喉詰まっちまったよ…っくく

おまけに、渡辺喜美の、トップ5入りって、もうーー

国売新聞、相変わらずの捏造ぶりで頭下がります。っっぷ!!

上の方で一人遠慮がちに手を挙げてる人がいますねーwww

上手な嘘のつき方、インチキのやり方っていうのは、

①とことんシラを切り続けて一生涯なりすます
(L&Gの波タイプ)
②嘘の中に微妙に真実を隠し味にして入れ込む
すると全否定がしにくくなる

ケケ中は巧言令色少なきかな仁タイプで、弁舌巧みに論点を微妙にすりかえるのが多いんで②タイプではないかと思う

シラっと表面ヅラ良い人ぶって近寄ってくるヤツに信用ならねーやなヤツいるよな
寄生と搾取が得意のキャプテンは、そういうのが多いが・・・

このとっちゃんぼーやがユダ金から託されたのは、

1:郵政民営化によって、日本国資産を外資へ譲渡させる事。
2:構造改革(笑)の名の下に企業価値(株価)を実体より急落させ、
  外資の流入を活性化=外資による日本企業の乗っ取りを容易くさせる事。
3:派遣法改正などにより、日本人労働者の弱体化、
  及び企業が雇用調節を柔軟に行える事によって生み出される(株主の)利益確保。

以上。三位一体の改革を成功させたご褒美は、長年のお付き合いである
「フリーターこそ終身雇用」発言で有名な、南部靖之パソナの特別顧問。
そんでもって、天下りでわーわー言ってる渡辺喜美くんと南部ちゃんは大の仲良し。

派遣法改正(改悪)はもちろん、「国家公務員人材バンク」が
なぜか「元祖派遣」のパソナに一括委託された経緯も、探れば色々出てくるのでは?

ちなみに、
http://kusano-report.com/kusano-report/pasona.html
に、そこらへん詳しく書いてましたよ。

>盗んだ人は手をあげるように!

やっぱり仲本工事にしか見えないwww
ペテン師は鋸挽きでお願いしますw

汚れた英雄さん、こんにちは♪
②タイプに同意です(笑)
荻原博子氏の発言に対して、気色ばったりした場面もありましたw
他にも悪くて狡い人間はいるのでしょうが、小泉改革時に大活躍をした事は忘れておりません。

>いまだ小泉ヨイショの国売新聞なんですね〜
>上手な嘘のつき方、インチキのやり方っていうのは、
>このとっちゃんぼーやがユダ金から託されたのは、
上記3名の方々。素晴らしい纏めの分かり易い投稿ですね。坐布団しかさしあげられませんが。 ついに「国売」新聞になりましたか? 朝日(ちょうにち)より未だましだと思いますが。

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