1月下旬よりギニア共和国の首都・コナクリでは中国人を対象とした略奪事件が多発している。中国からニセモノ薬品輸入が発覚したことで市民の怒りに火がついたためだという。写真は06年12月に摘発された広東省仏山市のニセ薬製造工場。

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中国人狙った略奪が多発=ニセモノ薬品の輸入が引き金―ギニア
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2009年1月下旬よりギニア共和国の首都・コナクリでは中国人を対象とした略奪事件が多発している。中国からニセモノ薬品輸入が発覚したことで市民の怒りに火がついたためだという。2月3日、新京報が伝えた。

1月21日、ギニア国営テレビ局はコナクリで中国から輸入されたニセモノ薬品が押収されたことを報じた。現地はパニック状態となり、これを口実に一部の市民と軍人が連日のように中国人を狙った略奪事件を引き起こしている。25日には旧正月前日を祝うため爆竹を鳴らした大使館職員が誘拐される事件も起きている。1月26日時点で少なくとも数十人が略奪の被害にあったとの証言もあり、最終的な被害者数はこれを大きく上回るものと予測される。

一時に比べ落ち着きを見せつつあるとはいえ、ほとんどの中国人は略奪を恐れ自宅に閉じこもっている。商人の多くは在庫を抱えているだけに帰国したくても帰れない状態だという。2月2日、在ギニア領事館は略奪事件について、中国外交部がギニア政府に対策を講じるよう強く要求したことを明らかにした。強盗犯らはまだ逮捕されていないが、法的手段を通じて被害者が財産を取り戻せるよう、ギニア政府に働きかけていくという。(翻訳・編集/KT)
2009-02-05 09:07:31 配信

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