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2009/02/03 13:45 KST
北朝鮮代表団が英国訪問、EUとの関係改善を希望


【ソウル3日聯合ニュース】先月27日に英国を訪問した北朝鮮・朝鮮労働党代表団が、欧州連合(EU)との関係改善を望み潮力発電技術の伝授などをEU側に要請したと、米国の自由アジア放送(RFA)が3日に報じた。

 報道によると、党国際部の朴慶善(パク・キョンソン)副部長を団長に、科学者も含めた労働党代表団は先週英国に到着し、英外務省官僚や北朝鮮通として知られるグリン・フォード議員をはじめとする欧州議会議員らと会い、2005年にEUが対北朝鮮人権決議案を国連に提出したことが元で断絶した双方の対話再開を希望したという。

 北朝鮮代表団はまた、EUに再生可能エネルギー技術の移転を求め、北朝鮮海上の干満差の大きさを利用し電力を生産する技術の伝授を申し入れたと、フォード議員側関係者が紹介した。これに対しフォード議員は、北朝鮮が核問題を解決し住民の人権を改善すればエネルギー技術を伝授するとの意向を明らかにし、英国外務省も核と人権問題の解決を促した。