広島放送局

2009年2月5日 12時19分更新

高校でガザ追悼集会


パレスチナのガザ地区で戦闘によって亡くなった人たちを追悼し、平和をよびかけようという集会が4日、広島県福山市の学校で開かれました。

福山市の盈進中学高等学校で開かれた追悼集会には、約200人の生徒が集まりました。

そして500本を超えるキャンドルを並べて、英語で「PEACEGAZA」の文字を描き、風よけがわりのコップに「戦争はしないで」など生徒たちが思い思いのメッセージを書きました。
会場では、あたりが暗くなってキャンドルの火で照らされる中で、生徒たちは平和への思いをこめたメッセージを発表し「イスラエルとパレスチナにそれぞれ正義や言い分はあるでしょうが、市民が殺害される武力攻撃は許せません」と訴えました。
実行委員長で高校1年生の小川幸菜さんは「自分たちと同じような子どもたちが殺されているのは、納得できないということを訴えるために、きょうの集会を開きました。たくさん集まってもらって、平和へのメッセージがみんなにも伝わったと思います」と話していました。