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2009年2月4日(水) 19:20 |
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三菱自工 2月、3月で約500人削減へ
世界的に自動車の販売低迷が続く中、4日、三菱自動車が第3四半期の連結決算を発表しました。 当期の損益は赤字となり、主力工場の水島製作所では、2月、3月で、さらに期間社員、派遣社員合わせて約500人が削減されることになりました。
三菱自動車の当期の損益は、販売台数の低迷や円高などの影響で48億円の赤字となりました。 販売台数も前の年に比べ17%減って、84万8千台でした。 こうした経営環境の悪化に伴い、主力工場の水島製作所でも、2008年度は約10万台の減産を余儀なくされました。 また、1月までに削減された期間社員、派遣社員合わせて860人に加え、2月、3月でさらに500人が削減される見込みです。 数十人を残し、1400人以上いた期間社員、派遣社員のほとんどが削減されることになります。 また、社員の一部を営業強化のため、販売店に派遣する方針も明らかにしました。 水島製作所では、現在乗用車の組み立てラインを月に7日間のみ稼動させるなど生産調整をしていますが、3月の稼動については検討中だということです。
こうした中、三菱自動車水島製作所の加藤英治所長ら3人は、現在の会社の状況説明や、三菱自動車関連会社の支援を求めるため、笠岡市役所を訪れました。 笠岡市には、水島製作所に自動車部品を納める関連工場があり、自動車の生産調整により影響が出ています。 笠岡市の高木市長は、できる範囲での支援を検討したいと話したということです。
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