【転載機能】との正しい付き合い方〜あなたの記事も立派な著作です〜
前々から云われ続けていることですが。
また、改めてYahoo!ブログ独自の機能、「転載」について論じられている昨今です。 私も多くの訪問者様方へ呼びかける立場として、記事を書かせていただきたいと思います。 「転載」は気に入ったブログの「転載可」の記事をクリック一つで自分のブログに連れて帰ってくることができます。 以下の状況では、この「転載」機能の利点をうまく活用することができます。
●大々的に多くのブロガーへ伝えたい記事(例:募金呼びかけや、捜索願)
●注意を促がすために広めたい情報の記事(例:悪質トラックバックや詐欺などの注意) ●技術的に多くのブロガーへ共有させたい記事(例:解説記事)
など、これらの記事は書き手側の意向に沿って転載されていくのであれば。
それは何ら問題はありません。 もちろん、転載機能が必ずしも悪いことばかりではありません。
但し、「転載」には多くの問題や危険性を孕んでいるということを認識してください。
■「転載」の危険性とは、一体何でしょう??■
【1】:「転載元」の表示の不具合
通常、転載された記事というのは記事の一番下に「転載元:」という表示がされるようになっています。 しかし、これが何らかの不具合が生じて。時々表示されないことがあるのです。それもかなりの頻度で。 そうなってくると。その記事が、あたかもそのブログの管理人が書いたかのように見えてしまうのです。 【2】:転載された側への通知 転載された記事に対しては、転載した方が何らかのアクションを見せないかぎり、何の通知もされません。 つまり、トラックバックと違い、自分の記事が転載されたかどうかを認識できないのです。 ひょっとしたら、自分の記事が自分の知らないところで転載されているかもしれない。ということです。 【3】:「転載記事」の更なる転載 これが一番危険な問題です。 転載された記事を、また他の人が転載していくと。 今度は自分のブログの名前が「転載元」に表示されます。 持ち帰ってきた記事を、さらに自分のブログへ転載することも可能なのです。 その手段をとると、その記事の「転載元」は今度は自分のブログの名前が表記されてしまいます。
【1】〜【3】を読んで。
悪意を持って転載しようとすれば、いくらでもできてしまうことがお分かりいただけると思います。
実際、私の見聞きしたことですが。
何の脈略もなく、ただ他人のブログの記事だけを掲載しているブログが存在しているそうです。 コレクション的に集めているのかもしれませんが。 どうやら転載元に何かのアクションを起こしているようではありませんでした。
まるで盗撮写真を並べられているような、気持ちの悪さを覚えました。
そして、悪意を持って転載をしてきて。
あたかもその記事が自分の記事であるかのように、我が物顔で掲載しているブログもあるようです。 以前、著作権の記事で少しだけ触れましたが。 ブログのみならずネット上に掲載されている画像については、 「転載」機能を使わずに誰でも簡単に持ち帰ることができます。 しかし、その画像を許諾なく使用することは、禁止されています。
記事だって、全く同じです。
どんな記事にだって、著作は発生しています。
「転載元への配慮を、最大限するべきだ」と私は云いたいです。
そして、悪意をもった転載は決してしてはならないと。 ■「転載」のマナーとして心得ておいて欲しいこと■○「転載可」になっている記事を転載するときには、必ずブログ管理者が認識できるようなアクションを起こすこと。 (コメント上に残さなくても、トラックバックを貼るだけでもいいです。)
○転載した記事には必ず転載元がわかるような表記をつけること。
転載元が表示されない場合には、コメント欄などを使い元記事の所在を正すことも必要です。
○「転載元」の表示がある記事、つまり転載されてきた記事は転載しない。
注意【3】のことです。これを繰り返していくうちと元の記事は誰の書いたものであったか、が。 全くわからなくなってしまうからです。
「転載不可」にすれば、記事の転載は行われません。
自分の記事を誰かに使って欲しくないときは、記事投稿の際に転載不可を選ぶだけでいいのです。 私は自分のブログが10000人の大台に乗ったときから、「自分の記事に責任を持つ」という意味で。 記事の最後に必ず自分の署名((c)とわ♪)を入れるようにしています。 これを表示することで、この記事の著作は私にあるという表記になります。 もちろん、「転載不可」にしている時点で転載はされませんが。
私が参加させていただいているイベントなどの記事は、転載して多くの方へ読んでいただきたいと思い。
「転載可」にしています。 しかし、その際には「再転載不可・トラックバック願います。」の一言を入れています。 拘束力は全くありませんが。意思表示をすることは大切です。
自分が書いた記事は、自分が生み出した著作物です。
自分の手を離れて大きく成長することは、望ましいにしても。 悪いように扱われたら、誰だって気分を害します。
「書き手をリスペクトする」
そんな心情を持ってブログに接してほしいと思います。
「転載」はYahoo!ブログにしか、ない機能です。
せっかくの機能ですから、マナーを守って、上手に付き合っていけるようになれればと思います。
もちろん、この危険性をYahoo!側でも配慮いただき。
悪用されるといった、哀しい出来事が今後起こらないことを祈って止みません。
今回の記事の他に、ぜひこちらの記事も合わせてお読みください。
紹介させていただきます。
(c)とわ♪
(転載は条件付で許可・再転載不可。) しかし、この記事は後に修正を加えることが予想されますが転載後の記事には反映されません。 あらかじめご了承ください。 ▼転載の条件▼ 転載の際には必ずこちらの記事をご覧になり、当記事に転載した記事のトラックバックを願います。 →トラックバック方法解説記事
|
>「転載元」の表示の不具合
>転載された記事を、また他の人が転載していくと。
>今度は自分のブログの名前が「転載元」に表示されます。
私も長くYAHOO!ブログをしていますがこんな経験はないですがこんな事がおこったりしますでしょうか〜(^^;
2009/1/20(火) 午後 6:06 [ 55 ]
転載元の危険性ですか。。。こちらはとわさんの記事の転載記事ですね。
高尚な心で著作物を扱うならば、著作権を放棄して、人々に著作物を十全に役立ててもらえた事をもって、最高の至福と考えるべきなのかもしれませんね。著作権を主張して自己の欲求のみを追求する事は俗念の私欲といえるように僕は思います。
社会奉仕の心をもって著作物を扱うならば、著作物の無断使用を『危険』、『被害』と判断する事は、狭量というべきでしょうね。。。
2009/1/23(金) 午前 1:02
ふむ、なるほど。。。
2009/1/26(月) 午前 11:33