セブン&アイ・ホールディングスは1月30日、傘下のミレニアムリテイリング、西武百貨店、そごうの3社が8月1日付けで合併すると発表した。百貨店28店舗を一体運営する体制に移行することで、顧客シェアの最大化と、競合他社に対する優位性の確保を図るとしている。
各社の取締役会が30日に合併に向けた基本方針を決議した。そごうを存続会社とする吸収合併方式をとり、ほかの2社は解散する。合併後、そごうは商号を「そごう・西武」に変更する。各地域における「そごう」「西武百貨店」の店舗名は維持する。
現在はセブン&アイHDの完全子会社であるミレニアムリテイリングが、そごうと西武百貨店の全株式を保有しているが、8月以降はセブン&アイHDが直接、合併会社の全株を保有する形になる。
合併後の資本金や本店所在地は未定。代表取締役には現ミレニアムリテイリング、そごう、西武百貨店の3社の社長を務める山下國夫氏が就く。
■関連情報
・セブン&アイ・ホールディングスのWebサイト http://www.7andi.com/
・西武百貨店のWebサイト http://www.seibu.co.jp/
・そごうのWebサイト http://www.sogo-gogo.com/
・ミレニアムリテイリングのWebサイト http://www.millennium-retailing.co.jp/