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Jフロントが買収に意欲を示すそごう心斎橋本店(奥)。中央は大丸心斎橋店=3日、大阪市 |
J・フロントリテイリングは、セブン&アイ・ホールディングスが売却方針を打ち出したそごう心斎橋本店(大阪市)について3日、「検討している」(同社幹部)と述べ、買収に意欲を示した。両社は月内の決着を目指し、金額などの条件の詰めを急ぐ。
両社は同日、「決定した事実はない」とのコメントを発表したが、Jフロントは交渉の事実を認めた。買収金額は数百億円に上るとみられるが、現時点で両社の提示している売買価格に開きがあるもようで、決着には曲折も予想される。
Jフロントにとって、そごう心斎橋本店の買収が実現すると大丸の心斎橋店と合わせ、7万8000平方メートルと地盤の関西でも有数の規模となるメリットがある。2011年前後に大阪では百貨店の新規出店、売り場面積の拡張の動きが相次ぎ、競争激化が確実。市場が縮小するなか、巨大な店舗で顧客を囲い込む狙い。(15:54)
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