内閣府は29日午後、大学教授ら7人で構成する「景気動向指数研究会」(座長・吉川洋東大教授)を開き、2002年2月から続いた景気回復局面の「山」が07年10月だったと判定した。翌11月から景気後退局面に入ったとしている。景気回復期間は69カ月で、1965年11月から57カ月の「いざなぎ景気」を抜き、過去最長となった。
同研究会は、鉱工業生産指数など11の指標ごとに「山」「谷」を割り出し、その状況を指数化した長期移動平均値「ヒストリカルDI」によって全体の転換点を決めている。〔NQN〕
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