【エルサレム=村上伸一】パレスチナ自治区ガザからイスラエル南部に1日、迫撃砲弾とロケット弾が撃ち込まれた。イスラエル放送などによると、迫撃砲弾でイスラエル人2人が負傷。1月18日の「停戦」後、イスラエル側で初の負傷者が出た。
ロケット弾は1発が幼稚園の近くに、3発は空き地に落ちた。ガザを支配するイスラム過激派ハマス以外の武装勢力で、穏健派ファタハ系の「アルアクサー殉教者軍団」がロケット弾攻撃を認める声明を出した。イスラエルのオルメルト暫定首相は1日の閣議で、ガザに対し「過剰な反撃をする」と警告した。