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と、いうわけで、始まりました、同人印刷の裏側第一弾!
今日は、同人誌ってどうやって作られてるの?ってとこですね。 まあ、おおまかな流れとしては 入稿→チェック→製版→印刷→製本→梱包、納品 って感じなんです。 ではでは、入稿された原稿がどういう基準でチェックされているのか!ですが。 アナログなら、 ・ページ数あってる? ・塗りたしいっぱいまで絵書かれてる? ・文字とか切れてない? ・グレーとか薄墨で塗られてるとことかないよね? ・ちゃんと主線出る? ・台詞ぬけてない? ・ノンブルはいってる? って、感じです。 ちなみにデジタルだと。 ・台詞抜けない? ・モアレ発生しない? ・断ち切り大丈夫? ・ちゃんとノンブルはいってる?データ番号と食い違ってない? ・データのサイズと解像度はあってる? ・ページかぶってない? ・・・とまあ、こんなかんじ。 あくまでこれはイラストの入ってるもの。ワードだともうちょっとかわってきますよ。 で。これで重要になってくるのが、台詞抜け!! 断ち切りに絵柄が足りてないよー!とかノンブル切れそうだよーってのは、よっぽどじゃなければ製版のときの面付け作業でどうにでもなるんだけど。台詞抜けだけはどうしても・・・!! これで、万が一台詞抜けがあった場合、印刷会社の人はお電話でお知らせするんですけども。 まれに、下みたいな会話になるのです。 印:「すいません、台詞抜けがあったんですが・・・○ページの上から○コマ目ってわかります?」 お客:「えーと・・・今手元にコピーがないんでわかんないんですけど・・・」 印:「えーと・・・そうですね・・・このページの台詞・・・『イヤらしいな、こんなにおくまでくわえこんで・・・』の次ですね。」 お客:「///す、すいませ・・・っ、ええと、それって○ページの・・・」 印:「ええと、『ああ、イヤ・・・っ』の前の台詞なんですけど。」 お客:「///ぎゃー!すいませんなんか恥ずかしい台詞読ませちゃって!!」 印:「いえいえー。大丈夫ですよ。で、ここの台詞なんですけど・・・」 となるんですね!! まあ、あれです。 お客さんにしても、印刷所にしても、「どんな羞恥プレイですか!!」ってゆー。 こういうことにならないように、くれぐれも気をつけてくださいね!! それから、ノンブルをいれてこない方とかってたまに居るんですね。 素人さんとかは結構やるミス。 断ち切り線の中にノンブルいれちゃったりとかね。 これ、ノンブルって意味わかんない人もいるだろうから、一応意味。 番号です。ページ番号。 これをわすれちゃいけねえ!! これ忘れると、もし乱丁あっても印刷所は責任とれません。 確かにデータは全部目を通すんですが、お話を全部読んでる訳じゃないんです。 だから、ひどい言い方しちゃうと、「話のつながりまでわかんねえよ!」ということなんですね。 でも中にはノンブル出したくないなーって人もいると思うんで、そんときはどうするか。 基本的に、本は表紙を4ページ分と考えて、本文は3P目からカウントします。 人によっては、2Pとか1Pとかからだけどね。 で。 奇数ページから始まると考えると、1ページ目は右側にとじ側がきますんで、右側の、「断ち切り線の内側ぎりぎり」にノンブルをつけます。 偶数ページなら、左側に。 これは一般的に隠しノンブルと言って、製本したときにノンブルを見えにくくするものなんですね。 おためしあれ! それから、ページの多いもの。 これ、チェックに時間かかるから、入稿してすぐ連絡にないんですけどっていうのは勘弁ね。 あと。何か原稿のチェックについてあるかなあ・・・ そうそう、トーンのモアレ! モアレってわかるかな。トーン二枚重ねたときに、幾何学模様見えるでしょ?簡単に言うとあれです。 データで作った場合とかは、ものすっごい難しいです。モアレ対策。 まあ、基本的にモアレって、規則的なドットが並ぶとどうしても出来ちゃうものなんですね。だから回避しようがないんだけど・・・ アナログだったらある程度見えるからいいと思うけど、難しいのはデータ! グレーの塗りの上にトーン張ってもモアレますよ。 なんでかっていうと、フォトショが勝手にドットとグレーの重なりを計算しちゃって、勝手に画像作っちゃって、アンチエイリアスが出来るかららしい。 詳しくは知らん。←え あと、350で作ってたものを600に解像度上げても、トーンのアンチエイリアスはおこります。 アンチエイリアスっていうのは、ドットを拡大したときに、黒一色じゃなくて、グレーのピクセルが出来てる状態ね。 これが厄介なんだなあ・・・ こうならないように、基本的に ・トーンはブラック一色! ・グレーの上にトーンはらない! ・トーン作ってからの拡大縮小、解像度の変更はしない! ・あんまり細かいトーンにしない ・・・ってあたりを守るのがいいかなー じゃないと、人の顔の上に、思っても見なかった模様が出来てたりとか・・・しますんで。 人によってはそれを好んでやってたりしますけどね! さて、今日はこのくらいかなー。 今度は何を書こうかな。何がいい? 聞きたい事あったら聞いちゃってくださいな。 それから、同人印刷の大前提。 「完全原稿での入稿」 です!! これ鉄則!! 普通の印刷所だったらどうかはわからないけど、同人印刷は「すぐに原稿の製版、印刷、製本の出来る状態」で入稿してもらうのが鉄則というか基本的なとこなんです。 まあ、夏冬の忙しさは皆様もなんとなくわかると思いますが、何百とくる依頼の原稿を、たかだか6−5人で全部見るんです。これ、もし大半が不完全な原稿だったらどうなるかわかりますよね。とっても手が回りません!! だから、もしかしたら台詞抜けのチェックなんてしてる印刷所はほとんどないかもしれないし、表紙の文字が切れようが、大事な台詞が切れようが、完全原稿でしょ?で片付けられちゃってもおかしくはないんです。なんでって、それが約束だから。冷たいようだけどね。 それで他社さんから納品された表紙で不自然に文字切れてるものも、見た事あります。 うちの会社としては、「言ってあげればいいのに・・・!」って感じなんですけどね。 だから、出来上がった原稿のチェックはちゃんとやることをおすすめしますよ! ではでは、今回はこの辺で! ご質問は受け付けます! |
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