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サッカーW杯:韓国、2018・22年大会招致に名乗り

 韓国が2018年または22年ワールドカップ(W杯)の単独開催を目指す。大韓サッカー協会は3日、「2018、22年W杯招致の意思表明書を2日、国際サッカー連盟(FIFA)に提出した」と明らかにした。意思表明書を提出した国は来年5月14日まで、2018年、22年大会のうち一方もしくは両方に対して開催申請書をFIFAに提出することができる。FIFAは来年12月の執行委員会で開催国を決定する。

 締切日の2日までにFIFAに意思表明書を提出した国は12カ国。最も多かったのはアジアサッカー連盟(AFC)所属の地域で、韓国、日本、オーストラリア、カタール、インドネシアの5カ国が提出している。ほかに米国やメキシコ、イングランド、ギリシャ、ロシア、共同開催推進中のポルトガル-スペイン、オランダ-ベルギーが提出した。

 2010年W杯は南アフリカ共和国、14年W杯はブラジルの開催が決まっている。2大会連続で欧州以外の国でW杯が開催されるのは今回が初めてだけに、2018年はイングランドをはじめとする欧州で、22年は欧州以外の国で開催されるとの予想も出ている。大韓サッカー協会のチョ・ジュンヨン会長は「アジアにもう一度機会が与えられるとしたら、韓国、日本、オーストラリアの三つ巴になる可能性が高い」と予想した。

 大韓サッカー協会がFIFAに最終申請書を提出するためには、政府の同意を得なければならないないが、最近大型スポーツイベントの招致計画が殺到しており、その整理が必要との意見も出ている。

 江原道平昌は2018年冬季五輪の招致に名乗りを上げており、釜山市も2020年五輪招致の方針を打ち出している。一般的に、大型スポーツイベントを特定の国に集中しないようにするのが国際スポーツ界の慣例だ。

キム・ドンソク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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